小澤征爾がはじめてヴァルトビューネに登場した1993年の映像
小澤征爾がヴァルトビューネ・コンサートにはじめて登場した1993年の映像。リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ハチャトゥリアン、ボロディンのオール・ロシアのプログラムで2万人の聴衆を大いに沸かせました。これまで小澤征爾がヴァルトビューネを指揮したのは、この「ロシアン・ナイト」と、2003年の「ガーシュウィン・ナイト」の2度。首席指揮者以外で複数回登場するのはそう多くなく、小澤征爾とベルリン・フィルの長年の良き親交のあらわれと言えるでしょう。
ヴァルトビューネ・コンサートは、ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うピクニック・コンサート。毎年6月の最終日曜日に行われ、野外コンサートならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめます。ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936年のベルリン・オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われました。オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートには、ベルリンっ子だけではなく世界中から音楽ファンが集まってきます。(輸入元情報)
【収録情報】
ヴァルトビューネ・コンサート1993〜ロシアン・ナイト
● リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』
● チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』
● ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より『ダッタン人の踊り』
● ストラヴィンスキー :バレエ音楽『火の鳥』抜粋
● チャイコフスキー:序曲『1812年』
● ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より『剣の舞』
● チャイコフスキー :弦楽セレナードよりエレジー
(アンコール)
● ヨハン・シュトラウス:ラデツキー行進曲
● パウル・リンケ:『ベルリンの風』
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾(指揮)
収録時期:1993年6月21日
収録場所:ベルリン、ヴァルトビューネ野外劇場(ライヴ)
映像監督:ブライン・ラージ
収録時間:98分
画面:カラー、4:3
音声:PCM2.0
NTSC
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