Hi Quality CD 輸入盤

ニューイヤー・コンサート 1954 クレメンス・クラウス&ウィーン・フィル(2CD)

New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EPITA017
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


これぞ「ニューイヤー・コンサート」のルーツ、元祖となる音源!
創始者クレメンス・クラウスとウィーン・フィルによる、「ニューイヤー」全曲録音の最初にして
クラウス最後の「ニューイヤー」、世界初出音盤のマスターからCD化なる!
しかも高音質UHQCDで!


ウィーンで新年を祝う音楽会、「黄金の間」と称されるムジークフェラインザールで開かれる、ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」はいまや全世界に実況中継されるなどしてすっかりおなじみですが、この「ニューイヤー・コンサート」の創始者こそウィーンが生んだ名指揮者クレメンス・クラウス[1893-1954]。1939年の大みそかに原型となる演奏会を指揮したのが最初で、1941年からは元旦の演奏会が恒例となり、クラウスは連合軍に指揮を止められていた46年と47年を除き、54年まで「ニューイヤー」の指揮台に上り続けました。その彼が亡くなる4か月前、最初の全曲録音にして最後の「ニューイヤー」となったライヴ公演の記録であります。
 『天体の音楽』『春の声』『美しく青きドナウ』等おなじみのワルツではこの上なく優雅に、かつ上品に指揮してウィーン・フィルの美音を引き出し、十八番の『とんぼ』では空中に漂い舞うとんぼを他にはみられないほど巧みに描写しています。『休暇旅行で』『ハンガリー万歳』『狩り』等アップ・テンポのポルカでは英デッカ/ロンドン録音ではきけないほど生命力豊かにキレキレに演奏! カルロス・クライバーも顔負けの猛スピードぶりです。
 ポルカ作品のうち5曲をアンコール演奏、最後の『ラデツキー行進曲』では今日のような手拍子がないなど、当時の演奏記録としても貴重。ファンならずともたまらない魅力充実のCDとなっております。
 今回の音源は、1989年に日本の「MUSENKURANZ(ミューゼンクランツ)」というレーベルから世界初出音盤(LP)として発売されていました。このLPの盤おこしで「Opus 蔵」が2004年にCDを発売(OPK7006)。じつは「MUSENKURANZ」はエピタグラフ・レーベルの主宰者がおこした自主制作LPのレーベルで、かつて主宰者がクレメンス・クラウス・アーカイヴより入手、ラジオ中継収録の放送原盤から作られた音源であることが判明、今回、このLPのマスターテープがついにCD化されます!
 元日11時より開催された「ニューイヤー」。実況中継番組収録のため曲間での猛烈盛大な拍手や曲目紹介のアナウンスが入りますが、当時の様子を伝えて貴重。臨場感も抜群です。完全全曲収録のライヴ!
「ムジークフェラインから、クレメンス・クラウス指揮のウィーン・フィルで、ノイヤールスコンツェルト(ニューイヤー・コンサート)をお届けしました」旨の最後のアナウンスもカットすることなく、本CDに収録しています。
 今回は高音質CDの決定版であるUHQCDで発売! 限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。(販売元情報)

【収録情報】
『ニューイヤー・コンサート 1954』


Disc1 第1部
ヨーゼフ・シュトラウス:
● 剣と琴(ワルツ)
● ルドルフスハイムの人々(ポルカ)
● とんぼ(ポルカ)
● 休暇旅行で(ポルカ)*

ヨハン・シュトラウス2世:
● わが家で(ワルツ)
● 新ピツィカート・ポルカ*
● ハンガリー万歳(ポルカ)*

Disc2 第2部
ヨーゼフ・シュトラウス:
● 天体の音楽(ワルツ)
● 5月の喜び(ポルカ)
● おしゃべりなかわいい口(ポルカ)*

ヨハン・シュトラウス2世:
● クラップフェンの森で(ポルカ)
● 春の声(ワルツ)
● 狩りのポルカ*
● 常動曲
● 美しく青きドナウ(ワルツ)

ヨハン・シュトラウス1世:
● ラデツキー行進曲

 *はアンコールも収録

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クレメンス・クラウス(指揮)

 録音時期:1954年1月1日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
 国内製造品
 日本語帯・解説付

【エピタグラフ】
歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。旧エピタフォーン・レーベル。(販売元情報)


収録曲   

ディスク   1

  • 01. 剣と琴 (ワルツ) (第1部) (MONO)
  • 02. ルドルフスハイムの人々 (ポルカ) (第1部) (MONO)
  • 03. とんぼ (ポルカ) (第1部) (MONO)
  • 04. 休暇旅行で (ポルカ) (第1部) (MONO)
  • 05. わが家で (ワルツ) (第1部) (MONO)
  • 06. 新ピツィカート・ポルカ (第1部) (MONO)
  • 07. ハンガリー万歳 (ポルカ) (第1部) (MONO) (以上収録予定/曲順未定)

ディスク   2

  • 01. 天体の音楽 (ワルツ) (第2部) (MONO)
  • 02. 5月の喜び (ポルカ) (第2部) (MONO)
  • 03. おしゃべりなかわいい口 (ポルカ) (第2部) (MONO)
  • 04. クラップフェンの森で (ポルカ) (第2部) (MONO)
  • 05. 春の声 (ワルツ) (第2部) (MONO)
  • 06. 狩りのポルカ (第2部) (MONO)
  • 07. 常動曲 (第2部) (MONO)
  • 08. 美しく青きドナウ (ワルツ) (第2部) (MONO)
  • 09. ラデツキー行進曲 (第2部) (MONO) (以上収録予定/曲順未定)

総合評価

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4.5

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現在のニューイヤー・コンサートのアンコー...

投稿日:2013/12/05 (木)

現在のニューイヤー・コンサートのアンコールは3曲に固定されているが、クラウスのニューイヤー・コンサートには現在には見られない、独特の形でアンコールされており、なかなか興味深い。 HMVのレビューにもあるのだが、速いポルカの生命力、推進力のある演奏は見事で、新年を祝うお祭りのコンサートにらしい楽しい演奏だ。 春の声もテンポは速めで、個人的に気に入っている。 音質は年代を考えれば、そうおかしな音質ではないのだろうが、良いとは言えないか。 ファン向きのCD。 尚CD2は、同じレーベルのシュトラウスの歴史的音源を集めたボックス物CDにも収録されている。

レインボー さん | 不明 | 不明

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クレメンス・クラウス指揮による最後のニュ...

投稿日:2012/10/14 (日)

クレメンス・クラウス指揮による最後のニューイヤーコンサート。WPやORFに元の音源が残されていないのか分からないが、この音源は昔からエアチェックもののようで、これもその音源をLP化したものに基づいているようだ。年代を考えると、意外とややさえない音質だが、会場の雰囲気はよく伝わるし、音楽を楽しむにもまずまず十分だ。クラウスのDeccaの一連の録音より音楽が自然に息づいているのが好ましい。ニューイヤー・コンサートはクラウスやボスコフスキーの時代はウィーンのローカル色が強かったが、マゼールが登壇して以降の指揮者の個性が注目されるようになった。この録音はクラウス時代の様子を伝えるもので貴重だ。貴重な音源を手軽に提供するメーカーの姿勢は賞賛に値する。

eroicka さん | 不明 | 不明

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半世紀以上昔の古い録音ですが、会場の熱狂...

投稿日:2009/11/16 (月)

半世紀以上昔の古い録音ですが、会場の熱狂ぶりには圧倒されます。 演奏もポルカのヒートアップぶりは凄いのひとこと。 かつてのニューイヤーは、演奏家や観客たちがこんなにも盛り上がっていたのでしょうか。 昔に比べて今の演奏家はダメ的な議論は好きではないのですが、こういう演奏を聴かされると、反論できなくなってしまいます。 大当たりの一枚です。

ちゃい さん | 東京都 | 不明

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