メディア・コントロール 正義なき民主主義と国際社会 集英社新書

N.チョムスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087201901
ISBN 10 : 4087201902
フォーマット
出版社
発行年月
2003年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,163,6p

内容詳細

現代情報社会のもっとも重要な鍵であるメディアの虚実を暴く。国際情勢を読み解くために欠かせない1冊。作家・辺見庸によるロング・インタビュー「根源的な反戦・平和を語る」を収録。

【著者紹介】
ノーム・チョムスキー : 1928年米国ペンシルヴェニア州生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。生成文法理論で言語学に革命を起こして一時代を築く一方、ヴェトナム戦争以来、アメリカの対外政策を厳しく批判しつづけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shinchan さん

    この本を初めて手にしたときのこと、「まさにこの通り!」こんなことを本にしている人が居るんだと大変嬉しかったのを憶えている。 メディアの流す情報に操られている人がどれほど多いか、またメディア側もそのことをちゃんと理解した上で情報発信しているのか、きっとそうではないであろう。 「国(政府)、企業、や有名人,知識人と言われる人達が意図的に世論を形成させている」ということを皆、知らなければいけないし、考えるべきだと思う!

  • akira さん

    新書。 読むべき一冊。無知ほどこわいものはないなと思わさせられるなと。たしかジャレド・ダイアモンド氏の寄稿が入った新書で著者のことは知ったが、これからも読んでみたい一人となった。 最近、とても感じること。いったい何が本当で何が嘘なのか。自分たちの触れられる情報はどこまでが真実なのか。テレビやネットよりも書籍がまだいいかと思うのは、著者の言葉が一応書かれていること(これもどこまでが…)大事なのは、端々の情報から事象を自分で分析してみること。 「 国民に提示される世界像は、現実とは似ても似つかぬものなのだ」

  • 白義 さん

    大衆を観客として飼いならし懐疑心や思考能力を奪い、戦争へと駆り立てる観客民主主義社会を激烈に批判。あまりに攻撃的でかつ陰謀論スレスレな部分もあるものの、いかに政府が戦争のために敵の脅威を誇張し無内容なスローガンで批判者を不穏分子に見せるかという戦略を暴いていく表現力、レトリックは極めて優れていてエンタメとして賛否を超えて面白さがある。超高級なマイケル・ムーアみたいな感じだ。アメリカのテロや独裁者支援などを徹底的に批判しながら辺見庸からのインタビューでは、であんたら日本はどうなのとさらに追求する熱気が凄い

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    メディア・コントロール ―正義なき民主主義と国際社会。ノーム・チョムスキー先生の著書。メディア・コントロールに関与してしまうようなメディアはメディアとしての存在価値はないのかも。メディア・コントロールには関与しない、メディア・コントロールに関与していると疑われるような報道もしない。断固とした姿勢で報道するメディアだけがこの先も生き残れるのかもしれません。メディア・コントロールに支配されない自分を維持することも欠かせないこと。ノーム・チョムスキー先生のお話はきっと世界共通で通用する普遍的な内容。

  • ふみすむ さん

    「国家による組織的宣伝は、それが教育ある人びとに支持されて、反論し難くなったら、非常に大きな効果を生む。この教訓は、のちにヒトラーをはじめとして多くの者が学び、今日にいたるまで踏襲されてきている」MITの言語学者である著者が着目するのは、メディアの宣伝工作という、支配層が大衆の目から真実を遠ざける現代民主主義の本質。特に米国で行われた世論操作、例えば第一次世界大戦中に平和主義の世論を狂信的な戦争賛成論へと変貌させた例や、ワグナー法制定後にスト参加者を「公益に反する破壊分子」だと印象付けた例を挙げている。

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