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若い読者のための美術史(仮)Yale University Press Little Histories

Mullins, Charlotte

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799112236
ISBN 10 : 4799112236
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イェール大学リトルヒストリーシリーズ最新刊。10万年にわたる芸術の歴史をたどる。兵馬俑やノックの彫刻、ジョットやミケランジェロといったルネサンス期の芸術家、ケーテ・コルヴィッツ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロといった先駆者たち、そしてアイ・ウェイウェイのような抵抗としての芸術を創造する現代の芸術家たちを紹介。一方で、ニジェール渓谷、ペルー、ラパ・ヌイ、オーストラリアなどの忘れ去られた芸術家たちにもスポットをあて、芸術とは何かについての理解を広げる。
【目次】
1 最初の痕跡 /2 物語が始まる/3 人生の幻想 /4 模倣者 /5 黄泉への旅 /6 神を崇める芸術 / 7 風雲急を告げる /8 プロパガンダとしての芸術 /9 石工、モアイ、材料 /10 ルネサンスの幕開け /11 北方からの光 /12 視点の問題 /13 東西の出会い /14 ローマの復活 /15 地獄の責め苦 /16 夷狄がやってきた /17 スペインの支配 /18 人生劇場 /19 新しい視点 /20 地形 /21 静物画と静かな人生 /22 ロココの現実とロンドン生活 /23 ロイヤル・アカデミー??故郷と異郷 /24 自由、平等、博愛? /25 ロマン主義とオリエンタリズム /26 厳しい現実 /27 印象派 /28 芸術家は立ち上がる /29 後期印象派 /30 巨人の肩に立って /31 ルールブックを破り捨てて /32 政治化する芸術 /33 自由の地? /34 戦争の余波 /35 アメリカ美術の成熟 /36 鋳型を破る彫刻 /37 もうヒーローはいらない /38 ポストモダンの世界 /39 成長し続けよ、さもなくば去れ /40 抵抗としての芸術

【著者紹介】
シャーロット・マリンズ : 1972年生まれ。ロンドン大学コートールド美術研究所、ロンドンのサザビーズ美術研究所で学び、サセックス大学で博士号を取得。美術雑誌Art Review、V&A Magazine、Art Quarterlyの元編集者。美術評論家であり、多数の専門誌や新聞、BBCラジオの美術番組へ寄稿しているほか、美術館やギャラリーでの講演やトークベント、ポッドキャストのプレゼンターなど、幅広く活躍している

下田明子 : 早稲田大学第一文学部卒業。企業で海外関係の業務に携わったのち、2000年から翻訳業

大島徹也 : 多摩美術大学教授/多摩美術大学美術館館長。1973年愛知県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。ニューヨーク市立大学グラデュエートセンター美術史学科博士課程修了。博士(美術史)。愛知県美術館主任学芸員、広島大学大学院准教授を経て現職。専門は、西洋近現代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • その他

    教科書的な展開ではなく、物語として美術史をなぞっていくようなタッチで読みやすい一冊だった。このシリーズ通して言える事だが、パートも細かく分かれている事と図版の充実っぷりがとても親切。その上で他にも多くある美術史の書籍よりもフォーカスの当て方が現代らしいのもよかった。ざっくりとした流れを学ぶ内容だが、黒人やセクシャルマイノリティ、女性の作家が各時代でどう存在していかは確かに記しておこうという意思を感じた。

  • 八八

    最近、美術館に行くことが多かったというのもあり、美術史について通史的な入門書として読む。本著は、美術史の入り口として、旧石器時代の壁画から口火を切り、各時代ごとの代表的な作品や作者を取り上げながら、当時の時代背景を入れ込み解説する。本著の特徴は、ありがちな西洋絵画のみを取り上げるのではなく、日本や中国、アステカやアフリカまで目配せし、相互の影響を踏まえて解説する。また、ジェンダー的な視点も取り入れて、様々な観点から通史的に叙述する。入門書として、最適な一冊である。

  • KM

    割と難しかった

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