マラー/サド -マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺 DVD

恐るべき緊張と解放の生々しい映像体験！
演出家ピーターブルックとシェイクスピア劇団による異様な迫力に満ちた暗黒歌劇が遂にリリース！！

1967年ロカルノ国際映画祭特別賞
第42回キネマ旬報ベストテン第4位

＜DVD仕様＞
1967年イギリス／カラー／本編：約119分
音声：英語/モノラル
1層
字幕：日本語
画面サイズ：16:9（オリジナル：ヴィスタサイズ）
音声圧縮方式　　ドルビー・デジタル
映像圧縮方式　　MPEG2
リージョンコード　　2

＜特典＞
【封入特典】
解説リーフレット

※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

＜スタッフ＞
監督：ピーター・ブルック
原作戯曲：ペーター・ヴァイス
製作：サー・マイケル・バーケット
音楽：リチャード・ピースリー
撮影：デイヴィッド・ワトキン
美術：テッド・マーシャル
編集：トム・プリーストリー
衣装デザイン：グニルラ・パルムスティエルナ・ヴァイス

＜キャスト＞
パトリック・マギー
イアン・リチャードソン
マイケル・ウィリアムズ
クリフォード・ローズ
グレンダ・ジャクソン
フレディ・ジョーンズ
ヒュー・サリバン
ジョン・ハッシー

＜ストーリー＞
イギリスが誇る世界的演出家ピーター・ブルックが、パトリック・マギー、イアン・リチャードソンら、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーを率いて、ドイツ人作家ペーター・ヴァイスの戯曲を映画化。
舞台は1808年のフランス・シャラントン精神病院。物語は、フランス革命を指導した過激な急進派ジャン＝ポール・マラーが穏健派のヒロイン、シャルロット・コルデーに浴槽で刺殺された出来事を、自身も入院していた作家サド侯爵が他の患者たちを使って上演するというもの。作家ヴァイスの創作によるものだが、当時のシャラントン精神病院では実際に治療として患者による演劇活動が施されていた。またサド侯爵も1803年ビセートル牢獄からここに移り、1814年に没するまで入院していて、院内で劇団を作り芝居を上演していた(晩年の病院内のサド侯爵を映画化したものに2001年公開のフィリップ・カウフマン監督『クイルズ』がある。)因みに日本語訳題は現在もなお、日本公開映画中最も長いタイトルとなっている。
※2018年、世界精神保健デー(10月10日)の文化プログラムとして、イタリアの精神障害者がプロの俳優として活動する本劇作の舞台が日本で上演され、2020年には再来日公演が決定している。

劇場公開：1967年11月23日

発売元：シネマクガフィン
販売元：紀伊國屋書店

世界的演出家ピーター・ブルックがペーター・ヴァイスの戯曲を映画化した60年代の暗黒歌劇。19世紀初頭の精神病院でフランス革命の指導者マーラーが殺された事件を、サド侯爵が患者を使って上演しようとするが……。(CDジャーナル　データベースより)