非アメリカ・非ヨーロッパ・非アジアな無国籍感さえ漂う秀逸なアルバム。全体を通してはしっとりとジャズの香りが漂う、まったりとした展開。きらびやかな音が随所にちりばめらながらも、無駄な音を排除したシンプルな楽曲が多く、曲の一つ一つが絵本を読み聞かせている母親のような暖かさ。前作の中に垣間みられた一つの方向性がここまで高い完成度で仕上がることに驚きを覚えます。孤独を愛する人にお勧めしたいですね。Music To My Ears〜Birds Of A Featherに渡る流れがとても好きです。Birds Of A Featherは歴史的名曲。