CD 輸入盤

Get Up With It

Miles Davis (マイルス・デイヴィス)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4852562
組み枚数
:
2
レーベル
:
オリジナル盤発売年
:
1996
フォーマット
:
CD

商品説明

1974年5月24日のデューク・エリントン死の直後の雰囲気を今に伝える“ヒー・ラヴド・ヒム・マッドリー”は、ジャズの世界をクラシックに匹敵するレベルへと高めようと、長年努力してきたデュークへのマイルスからの「レクイエム」であり、この形状し難い雰囲気は、マイルスが抱くデュークへの敬愛の念をストレートに表現すると共に、「次代」のジャイアンツとしてもの責任を感じたマイルスの決意にも聴こえて来る。
 当時、マイルスが志向し始めていた、ポリリズムとポリ・サウンドによる「オーケストレイション」の実現はこの後のマイルスの健康悪化によって断たれるが、ここではムトゥーメ、ビリー・プレストンといったマイルスがこの時期「キー・タレント」として認識していたミュージシャンたちが曲名で登場している。
 フュージョン全盛期の中でマイルスのサウンドは至高のテンションを抱きつづけていた。1949年の「クールの誕生」を持ち出すまでもなく、60年代中盤における「フリーブロウイング」時代を除いてマイルスは常にテンションの彼方にある心地良さを追い求めていた。
 なによりアルバムタイトルに込められた自分への叱咤激励がマイルスを象徴している。
 2000年を越えた時代、「ビッチェズ・ブリューの子供達」が様々なサウンドを紡ぎ出し、マイルスのが描きつづけた「絵」は再び輝きだしている。

総合評価

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3ヶ月うつ状態だった時、1日中『Get Up W...

投稿日:2009/09/26 (土)

3ヶ月うつ状態だった時、1日中『Get Up With It』ばかり聴いていた。心も身体もこのアルバムしか受け付けなかった。言葉で何と表現していいか分からない・・・とにかく凄いアルバム!まだ、聴いたことがない人は是非聴いてみて!

Black And Blue さん | 東京都 | 不明

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マイルスのキーワードとして、彼は自分の音楽をジャズ...

投稿日:2007/05/14 (月)

マイルスのキーワードとして、彼は自分の音楽をジャズと言ったことはない。あの当時のジャズミュージシャンは、ジャズとは思っていない。このアルバムは、マイルスの体調が悪くなり、危機に思った会社が出した未発表集である。アルバムの出来より、当時のマイルスの創造性が如何に凄かったかを物語っている。この当時のシングルや未発表曲を、直ちにリリースして!

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マイルスは常に新しいサウンドを提示し続け...

投稿日:2007/03/30 (金)

マイルスは常に新しいサウンドを提示し続けた,と言うよりは正確に言えばマイルス程ジャズのフィールドに於いて異ジャンルに対して寛容的な姿勢でアンテナを張り巡らしクロスオーヴァーな感覚に貪欲だったアーティストは他にいないだろう。 これはマイルスが自分自身と向き合い真のアイデンティティを探すドキュメンタリーの様な作品でありもはやジャズですらないのかもしれない。 しかしとてつもない磁力と爆発的なエナジーが黒いグルーヴの中で渦巻く驚異的な傑作である事は絶対に間違いない。

ロックマニア さん | 不明

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人物・団体紹介

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Miles Davis

 Miles Dewey Davis Vは、1926年5月26日、イリノイ州アルトンに生まれている。歯科医の父と音楽教師の母の元、生後移住したセントルイスの黒人中流階級の家庭でマイルスは育っていった。 高校卒業後、すぐに当時のビバップ俊英たちが集まっていたセントルイスの名門バンド、Billy Eckstine's big bandに加入、。ここでCharlie parker とDizzy Gill

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