マイルス・デイビス自叙伝 1

Miles Davis (マイルス・デイヴィス)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796616829
ISBN 10 : 4796616829
フォーマット
出版社
発行年月
2000年01月
日本
追加情報
:
16cm,362p
16cm,362p

商品説明

20世紀の音楽…ジャズ。草創期から常にその中心にいて、"帝王"と呼ばれながらも絶え間なく変化を続け、ついにはジャズの範疇からも飛び出した天才。「オレがやっているのは、ただマイルス・デイビスの音楽だ」と豪語した男の実像は、厳しいまでの努力と強烈な自負心に裏打ちされていた…。マイルス唯一の自伝が、待望の文庫化(全2巻)!"バード"や"ディズ"とのNY時代から始まる第1巻。

ユーザーレビュー

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マイルス関連の本は数あれど、この本こそマ...

投稿日:2021/06/29 (火)

マイルス関連の本は数あれど、この本こそマイルス本人の声(インタビューを元に補完編集されたもの)が綴られた唯一無二の自伝が本書である。マイルス本人の視点から描かれていることから多少の事実の湾曲はあると思うが、それを差し置いてもモダンジャズ史の手引きとしても優良な資料であり、アメリカ文化、特に黒人の文化そして受けてきた差別の歴史が痛いほど伝わってくる。 訳者の中山氏は極論でおもしろおかしい文体、内容が特徴だがここでは至極真面目に丁寧な仕事をしていて「やれば出来るじゃん」と見直した。

青のサボイア さん | 東京都 | 不明

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どこまで本当かなんて、確かめようがない。...

投稿日:2008/06/03 (火)

どこまで本当かなんて、確かめようがない。ただ事実としてバードやパウエル、ディズと行動を共にし、ビバップが燃えつきる様を見て「次はオレの出番だ」と自覚し、猛然と立ち振る舞うマイルス。自意識過剰なまでにサイドメンを切り捨てる発言をどう捉えるかだが、結果的にマイルスはジャズの「発展」に関わることになった。そのドキュメンタリーとして、この本は少なからず読み応えのあるものである。マイルスはアフリカに生まれていたら間違いなく部族の長だ。その資格がある。本当に「帝王」だったのだ・・。

TATSU さん | SUN-IN | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • バズリクソンズ さん

    マイルスを知らずにモダンジャズを語ることなかれ。バード(チャーリーパーカー)はじめ数多のミュージシャンがクスリ漬けであった事実と、なぜに悉く一流との共演を果たすことができたのかは案外と紹介によるものであった事実には驚きであった。紹介によって一流と出会えるのはやはりマイルスというジャズ界の強力な磁場が形成されていたことと、生粋のコミュニケーション能力とマイルスが想像する音の素晴らしさによるものと思いきや案外と喧嘩等で上手くいかなかったセッションのエピソードも書かれていて興味深く読んだ。下巻も大いに期待。

  • ざれこ さん

    マイルスの凄さは、成功してから書かれた自叙伝なのに、あの時のあいつは凄かった、影響を受けたと他の人をちゃんと認めて良さを吸収してるところです。俺様なのに謙虚。俺様サイコー!カッコいいです。ヤクで苦しんだり、黒人差別も受けながらも自分にしかできない音楽を追求するのも素敵。バードとかコルトレーンとかジャズやってたら誰でも知ってる有名どころがどんどん出てきてすごい時代だったんだなと。私はジャズちょっとかじったくらいやけどかなり楽しいので、よく聴く人ならそりゃ面白いと思います。逆に全く知らないとしんどいかもです。

  • Dai(ダイ) さん

    当時の有名なミュージシャンがゾロゾロ出てくる。それにしてもジャンキーだらけ…。当時のジャズプレイヤーで酒も薬もやってない人はいないんじゃないか?ってくらい。当時や現代に噂された事の真相がマイルス自身の言葉で語られるとても貴重な本である。下巻をまだ入手する前に読み始めてしまい、上巻の最後に「この時オレは、本当にものすごい何かが起こると確信した。そして、それは、本当に起こったんだ。完璧なまでにな。」の言葉が気になって仕方がない。

  • Wan-Nyans さん

    ★★★★★

  • ceskepivo さん

    オレは、音楽には境界なんかない、どう発展するかの制限もない、創造性になんの規則もないと考えてきた。どんな種類であれ、いい音楽はいいんだ。

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Miles Davis

 Miles Dewey Davis Vは、1926年5月26日、イリノイ州アルトンに生まれている。歯科医の父と音楽教師の母の元、生後移住したセントルイスの黒人中流階級の家庭でマイルスは育っていった。 高校卒業後、すぐに当時のビバップ俊英たちが集まっていたセントルイスの名門バンド、Billy Eckstine's big bandに加入、。ここでCharlie parker とDizzy Gill

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