君に捧げるメロディ ミシェル・ルグラン、音楽人生を語る

Michel Legrand (ミシェル・ルグラン)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865592375
ISBN 10 : 4865592377
フォーマット
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;21

内容詳細

フランス映画・音楽界の巨匠ルグランが自らの手で
華麗な創作活動を綴った珠玉の回想録、待望の第2弾!

映画『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が
リスペクトを込めて序文を寄稿!

「彼の魂は白と黒であり、バロックや印象主義と同じくらいブルースだ。
このハイブリッドが、僕を心の底から感動させる」

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人』などの名作で知られる
作曲家ミシェル・ルグラン(1932〜2019)の彩りに満ちた音楽人生。
チャップリン、オーソン・ウェルズ、スタン・ゲッツ、マイケル・ジャクソン、
P・ブーレーズ、バーブラ・ストライサンドら多彩なアーティストとの交流、
最愛の妻マーシャ・メリルとの50年越しのドラマ、
映画音楽作曲家としての名監督たちとのバトル、などなどが流麗な筆致で語られます。

★日本版オリジナルの年譜、フィルモグラフィー付き

★細野晴臣さん絶賛の第1弾、『ミシェル・ルグラン自伝 ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ』も好評発売中!

【目次】

本書に寄せて デイミアン・チャゼル
序 ステファン・ルルージュ

01 マーシャ 第一幕
02 『恋』の伝令のための伝令 ── ジョセフ・ロージー
03 壁と境界を抜けて ──ミュージカル『壁抜け男』
04 サラー・ヴォーン、スタン・ゲッツ、ステファン・グラッペリ、その他の人々
05 マーシャ 第二幕
06 残念な出会い──拒否されたスコア
07 世界の終わりの香り
08 その名はバーブラ
09 槌もなく、主もなく──ピエール・ブーレーズ
10 チャップリンからボーヴォワへ
11 “市民”オーソン
12 マーシャ 第三幕
13 明日を待ちながら……

[特別寄稿]太陽の音楽  マーシャ・メリル

訳者あとがき
解題 解き放たれたメロディは永遠に鳴り響く   濱田志

略年譜
フィルモグラフィ
人名・作品名索引


《著者情報》
ミシェル・ルグラン
1932年2月24日、パリで生まれる。本名ミシェル=ジャン・ルグラン。幼少時からピアノに親しみ、11歳でパリのコンセルヴァトワールに入学。和声法とピアノを専攻、作曲法をナディ・ブーランジェに師事。54年、フィリップスと契約し、作・編曲活動が本格化。以来、フランス映画やハリウッド作品の音楽を多数手がけている。63年には盟友ジャック・ドゥミとともに斬新なミュージカル映画『シェルブールの雨傘』で世界を席巻。またマイルス・デイヴィスらを起用したアルバム『ルグラン・ジャズ』(58年)や各種アルバムは国内外で高い評価を得た。音楽を手がけたおもな映画に『ロシュフォールの恋人たち』『おもいでの夏』『女と男のいる舗道』『華麗なる賭け』『愛と哀しみのボレロ』などがある。2019年1月26日死去。

ステファン・ルルージュ
1970年生まれ。映画音楽を専門とするジャーナリスト。1992年以降、映画に関する記事や本を執筆し、パリ第一大学で教鞭を執るほか、司会業、コンサートの企画、「エクテル・シネマ」シリーズをはじめとするCDコレクションの企画・プロデュースなどを手がけている。ミシェル・ルグランを筆頭に、ジョルジュ・ドルリュー、フランシス・レイ、エンニオ・モリコーネなどの作曲家と共に質の高い仕事を続け、現在に至る。

高橋明子(タカハシ アキコ)
翻訳
1939年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部英文学科卒。62年から30年にわたり、レコード業界で音楽出版業務、洋楽ディレクター、制作プロデューサーなどを歴任。70年代にはデヴィッド・ボウイ、ルー・リードなどのプロモーションに力を注いだ。退職後は音楽、舞踊関係の翻訳をおこなう傍ら、ロマネスク美術に魅せられ、早稲田大学大学院で芸術学修士号を取得。フランスやスペイン各地を訪れている。訳書に『ミシェル・ルグラン自伝 ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ』(2015年、アルテスパブリッシング)などがある。

濱田高志(ハマダ タカユキ)
監修
1968年生まれ。音楽ライター兼アンソロジスト。これまで国内外で企画・監修したCDは500タイトルを数える。そのほか音楽書や画集の企画・編集、テレビ・ラジオ番組の監修・構成など様々な分野で活躍。ミシェル・ルグランからの信頼が厚く、世界初の公認本『ミシェル・ルグラン 風のささやき』(2004年、音楽之友社)を執筆したほか、1995年以降日本で発売された彼のCDの大半で企画・監修を務めている。

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読書メーターレビュー

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  • tanikenn さん

    敬愛という言葉しか思いつかない そして、この自然体な語り口 微笑みながら涙しながら背中を押されていることにふと気づく ルグランさん 心からありがとうございます

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Michel Legrand

 フランスが産んだ作曲家、ジャズピアニストミシェル・ルグランの作り出した音楽はフランスで響き続けている。膨大な作品の中で、アメリカナイズされた音楽を作り出すこともありますが、決してフランス的な感覚を損なわない、いかにもフランス人作曲家。ジャズと一言でいっても、ルグラン・ジャズは、根底にフランスの印象派主義的な要素を内包している。また、いまも連綿とルグラン作品を演奏し作品化するミュージシャンは後を断

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