CD

Melancholia -The World of Dulcimer : Mikako Ogawa(Hackbrett)Midori Suzuki(S)Akiko Sato(Lute)Tomoko Teramura(Virginal)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALCD2011
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

メランコリア〜ダルシマーの世界〜
小川美香子、鈴木美登里、佐藤亜紀子、寺村朋子


ツィンバロム(ハンガリー)、揚琴(中国)、サントゥール(インド)、ハックブレット(ドイツ)などさまざまな呼び名でユーラシア大陸に広がったツィター属の打弦楽器「ダルシマー」。木製の箱の上に張った金属弦を2本の小さな撥で打つこの楽器から生まれる柔らかく典雅な響きを伝える当盤は、世界でも数少ないハックブレットのスペシャリスト小川美香子が、古楽界の名手たちのサポートを得て実現した貴重な一枚です。バルセロナ近郊の修道院で14世紀に綴られた写本『モンセラートの朱い本』に収められたマリア賛歌からドイツ・バロック時代の舞曲まで、西洋音楽が「クラシック」になる以前の古(いにしえ)の美が、いま、新しい。(ALM)

【収録情報】
・『モンセラートの朱い本』より「おお、輝く聖処女よ」(作曲者不詳)
・『モンセラートの朱い本』より「処女なる御母を讃美せん」(作曲者不詳)
・『モンセラートの朱い本』より「輝ける星よ」(作曲者不詳)
・ラ・スパーニャによるレセルカーダ第1番(D.オルティス)
・レセルカーダ第1番(D.オルティス)
・「幸せなわが眼よ」(J.アルカデルト)
・「幸せなわが眼よ」によるレセルカーダ第2番(D.オルティス)
・「お母さん、私を修道女にしないで〜天のゆり」(作曲者不詳/F.カローゾ)
・『婦人の高貴』より「パッソ・エ・メッツォ」(F.カローゾ)
・『婦人の高貴』より「花の舞、愛の喜び」(F.カローゾ)
・『婦人の高貴』より「愛の花飾り」(F.カローゾ)
・『婦人の高貴』より「幸せなバラ」(F.カローゾ)
・『婦人の高貴』より「スパニョレッタ」(F.カローゾ)
・「良き仲間との気晴らし」(ヘンリー8世)
・「ダフネ」(作曲者不詳)
・イタリア風グラウンドによるディヴィジョン(R.カー)
・シャコンヌ ト短調(S.ヴァイス)
・『ロハムの歌の本』より「目覚めよ我が恋人よ、光の前に」(作曲者不詳)
・「トリスタンの哀歌〜ラ・ロッタ」(作曲者不詳)
・「さようなら、私の喜びよ」(R.クーパー)
・『ファエンツァ写本』より「コンスタンツィア」(作曲者不詳)
・『モンセラートの朱い本』より「おお、輝く聖処女よ」(作曲者不詳)

 小川美香子(ハックブレット、サルテリオ)
 鈴木美登里(ソプラノ)
 佐藤亜紀子(リュート、ビウエラ)
 寺村朋子(イタリアン・ヴァージナル)

【使用楽器】
・ハックブレット クレメンス・クライチュ作
・サルテリオ 小渕晶男作(モデル:ライプツィッヒ・グラッシ楽器博物館3114番、18世紀後半)
・ルネサンス・リュート セザール・マテウス作(6コース)
・ビウエラ クラウス・ヤコブセン作(6コース)
・イタリアン・ヴァージナル 久保田彰作(モデル:ドミニクス・ピサウレンシス、16世紀ヴェネツィア)

 録音時期:2012年7月2,5日
 録音場所:東京、かつしかシンフォニーヒルズ、アイリスホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 解説:金澤正剛、青木陽子

【小川美香子(ハックブレット、サルテリオ)】
日大芸術学部、東京藝術大学に於いて打楽器を新井汎、有賀誠門、マリンバを高橋美智子、安倍圭子、音楽学を金澤正剛の各氏に師事。読売新人演奏会に出演。ドイツの打弦楽器であるハックブレット(ジャーマン・ダルシマー)及びサルテリオをリヒャルト・シュトラウス音楽院(ミュンヘン)の、B.シュトルツェンブルグ氏に師事。2009年ルーマニア国際音楽コンクール本選出場。同年11月、ルーマニアのビストリッツァ及びトルグムレシュにて、TFBマンドリンアンサンブル海外公演に参加、ブラショフにて、サロンコンサートに出演。打楽器、打弦楽器奏者として活動する傍ら、全音楽譜出版社より各種楽譜の発刊に携わる。2007、2011年、ドイツ、ハンガリーにおいて世界打弦楽器音楽祭参加。「ラ・ガラッシア」主宰。日本打弦楽器協会会員、日本ルネッサンス音楽普及協会会員。(ALM)

【鈴木美登里(ソプラノ)】
京都市立芸術大学声楽科及び同大学院修了。京都音楽協会賞受賞。兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。グレゴリオ聖歌からバロック期に至るソロ声楽とアンサンブルを学ぶ。留学中より「アンサンブル ラ・プリマヴェーラ」、「ラ・プティット・バンド」「バッハ・コレギウム・ジャパン」などのソリストとして、国内外のコンサート及びレコーディング活動に参加。2000年に帰国してからは、特に初期バロック期のソロ声楽曲及びマドリガーレの研究に力を注ぎ、日本では数少ないマドリガーレをレパートリーとする声楽アンサンブル『ラ・フォンテヴェルデ』(La Fonteverde)を結成。コンサートや講習会など積極的な活動を展開している。(ALM)

【佐藤亜紀子(リュート、ビウエラ)】
東京藝術大学音楽学部楽理科卒。在学中に左近径介氏と水戸茂雄氏にリュートの指導を受ける。ドイツ国立ケルン音楽大学でK.ユングヘーネル氏に師事し、2000年にソリスト・ディプロマ取得。その後、スイスのバーゼル・スコラ・カントールムでH.スミス氏に師事。2003年から2010年まで東京芸術大学音楽学部古楽科教育研究助手を務める。歌手やアンサンブルとの共演、バロックオペラに出演など多彩な活動を展開中。「アンサンブル室町」「ラ・ストラヴァガンツァ東京」「Seven Tears Consort」メンバー。日本リュート協会の会員として、会報にリュートに関する様々なテーマの記事を執筆している。アイゼナハ音楽院リュートクラス講師。アトリエ楽古主宰。(ALM)

【寺村朋子(ヴァージナル)】
東京藝術大学卒業。同大学大学院修士課程修了。山田貢、鈴木雅明の両氏に師事。第7回古楽コンクール第2位入賞。シエナ、ウルビーノ、インスブルック、アントワープなど国内外のアカデミーに参加し研鑽を積む。NHK「FMリサイタル」に出演。その他オーケストラやバロックダンスとのアンサンブル、ソロ、マスタークラスの伴奏など多方面で活動。トリム楽譜出版より1999年「フルート・バロックソナタ集」、2002年「J.S.バッハ作品集」(2009年再版)を編曲、出版。2010年ワオンレコードよりチェンバロ・ソロCD「お気に召すままCapriccio」(レコード芸術準推薦)リリース。小金井アネックス・チェンバロ科講師。(ALM)

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