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データ指向アプリケーションデザイン 信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理

Martin Kleppmann

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873118703
ISBN 10 : 4873118700
Format
Books
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代の分散システム設計においてデータの扱いは重要な課題です。本書は、データを処理し、保存するさまざまなテクノロジーの特性を詳述することで、ツールの長所と短所を理解し、システムの課題と使用するアプリケーションに適した選択肢の発見を助けます。本書では、データの量や複雑さ、変化が課題となるアプリケーションを「データ指向」と名づけ、データ指向アプリケーションの設計を支える基本的な概念を解説します。そしてレプリケーション、パーティション、トランザクションなど分散データベースについて扱い、さらにバッチ処理、ストリーム処理など、データセットの取り出しや結合について解説します。データ処理のテクノロジーを総覧し、特性やトレードオフを詳述する本書はソフトウェアエンジニア、アーキテクト必携の一冊です。

目次 : 第1部 データシステムの基礎(信頼性、スケーラビリティ、メンテナンス性に優れたアプリケーション/ データモデルとクエリ言語/ ストレージと抽出/ エンコーディングと進化)/ 第2部 分散データ(レプリケーション/ パーティショニング/ トランザクション/ 分散システムの問題/ 一貫性と合意)/ 第3部 導出データ(バッチ処理/ ストリーム処理/ データシステムの将来)

【著者紹介】
マーティン・クレップマン : イギリス、ケンブリッジ大学の分散システム研究者。以前はLinkedInやRapportiveなどのインターネット企業でソフトウェアエンジニア兼起業家として、大規模なデータインフラストラクチャに取り組んできた。カンファレンスのスピーカー、ブロガー、そしてオープンソースのコントリビューターでもある

斉藤太郎 : 東京大学理学部情報科学科卒。情報理工学Ph.D。データベース、大規模ゲノムデータ処理の研究に従事。その後、スタートアップであるTreasure Data(2019年現在ではArmに買収され、Arm Treasure Dataとなっている)に加わり、アメリカ、シリコンバレーを拠点に活動中。日本データベース学会上林奨励賞受賞。OSSを中心にプログラミングやデータ処理を簡単にするためのプロダクトを作成している

玉川竜司 : Sky株式会社でソフト開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • wqwq

    分散システムについて網羅的にまとめてある。 分厚いが非常に素晴らしい内容だった。 特に分散システムの問題点、そしてそれに対する対応策は非常に勉強になった。Kubrnetesのetcdの理解への一助にもなるかなと思いました。 これは月に一回見直していきたい。

  • Kazuyuki Koishikawa

    流し読みした。

  • say3no

    よい分散システム設計における代えがたい多くを学んだ。system-design-primerという有名なrepositoryがある。ここにはシスアドやシス管の視点で助けとなる情報がザッとまとまっていて転職などに有用である。しかし個々においては触れる程度であったり、技術選定の根本的なトレードオフやユースケースを原理に則って理解するには浅いだろう。この本を読もう。そうした離散的で表面的な理解から、有機的な深い理解へと昇華させる一冊だ。ただし、分厚い。僕は一年かけて輪読会で読破した。

  • T. Okada

    読了。 モダンなバックエンド開発に必要な知識が満載で、業務の議論や理解にも既にかなり役立っている。正にソフトウェアエンジニア必携の書だと思う。 また、それまでの自分は知ったつもりだっただけで何も知らずに開発していたことがわかった。 欠点は、他のレビューでも挙がっているように分厚く、また、内容が難しい節もあり、じっくり読むには時間と根気が必要なところ。これでも入門・概要レベルなのだから、難しい。

  • たぬき

    この本を読みながらいろいろなことを考えさせられる、10年スパンの名著。

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