ポーランド系スウェーデン人の父と、韓国系日本人の母の元、スウェーデン イェーテボリで生まれる。宝塚音楽学校に首席入学し、卒業後、宝塚歌劇団 雪組に所属し様々な舞台で活躍。活動の舞台を広げる為に同劇団を退団した後の2004年、シェイクスピアと声楽を学ぶ為に渡英。ロンドンで行われるクラシックの若きソリストが集うBeckenham Festival にて“SINGER OF THE YEAR”を受賞し、世界的に大きな注目を集める。
この渡英留学時に人生の転機となる音楽との出会を果たす。それがQUEENのフレディ・マーキュリーの生涯をモチーフにした舞台「WE WILL ROCK YOU」であり、人種、性別、年齢の入り乱れた舞台と出演者の歌声を耳にし、自ら学んできた音楽はと全く違う新たな音の世界に魅了される。さらに留学先でのタクシーの中で、偶然NIGHTWISHの「THE PHANTOM OF THE OPERA」を耳にし、その男性的なギター・サウンドにシンフォニックなストリングス・サウンド、そして女性の持つしなやかさと強さ、艶やかさをそなえた声とのハーモニーは、まさに自らが思い描いていた理想の世界であり、これを表現することへの強い思いを抱くようになる。