L・M・オルコット / 吉田勝江

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第四 若草物語 角川文庫

L・M・オルコット / 吉田勝江

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784042141204
ISBN 10 : 404214120X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年12月
日本
追加情報
:
15cm,455p

商品説明

前作から10年。プラムフィールドは大学となり、子供たちは個性的な紳士淑女となり、プラムフィールドから巣立っていった−−。

内容詳細

プラムフィールドで成長した子供たちは、それぞれの夢を追い求め巣立っていった。一段落したジョーは幼い頃から好きだった物語を再び書きはじめ、小説家としての成功をおさめる。職業をもつ女性としての喜びと苦労をかみしめながらも、メグやエイミーとともに、マーチ家の母のひとりとして子供たちの人生を温かく、ときに厳しく見守ってゆく。四姉妹から始まった壮大なマーチ家の物語が、ついに迎える終幕。

【著者紹介】
L・M・オルコット : 1832‐1888。ペンシルベニア生まれ。超絶主義の学者として名を馳せた父と理解者である母のもと、四人姉妹の次女として生まれる。引っ越しを繰り返す貧しい一家を助けるため、15歳にして真剣に執筆を始め、早くから作家への道を歩んだ。南北戦争が始まると看護婦として従事し、その折に書いた『病院スケッチ』が作家としての第一歩となる。1868年、半自伝的小説ともいえる『若草物語』が出版されるや、一躍名声を博し、以後様々な作品を発表。少女小説の書き手として世界中で愛された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    プラムフィールドから巣立っていった子供たちやマーチ家の親族たちのその後が描かれる。子供たちに様々な忠告をするジョーの姿は在りし頃のマーチ夫人の姿に重なるが、世代が変わっても人生の分かれ道で子供たちが見せる思考と判断に良心はしっかりと根を下ろしている。特にダンの自己犠牲的な生き様は一作目のベスを彷彿とさせる。『乙女らにかこまれて』では当時における女性の社会的立場に対する意見や変化が語られており、著者の文学的嗜好も窺えて興味深い章になっている。変わるべきことと、伝えていって欲しいことが綴られたシリーズ最終章。

  • はるき さん

    贅沢なオマケみたいな第四部。シリーズを通して清い世界観だが、全員がハッピーエンドにはならない・・・・。四姉妹それぞれのその後と子供達に受け継がれる新世代。子どもたちの姿も眩しいが、やはり四姉妹の方が好きだな。新しい時代を生きる若者へのメッセージとも思える名著、寂しいが見事な結末である。

  • 崩紫サロメ さん

    シリーズ最終巻で、遺作となった作品。前作からは作中で10年の時間が経過しており、子ども達も10代後半から20代前半に。印象的なのが不良少年だったダン。更なる苦労をかさね、傍目には幸せそうには見えない生涯であるが、ジョーが「悔い改めた罪人がひとりいるということは、たくさんの聖人がいるよりも、ずっと 悦ばしいこと」という通りだと思う。誰よりもキリストに近付いた人だったと思う。(レ・ミゼラブルのジャン・バルジャンと重なるところがある)

  • 北風 さん

    プラムフィールドの最初の子どもたちが巣立っていった、第二部なのだが、子どもたちも自分たちの生活があり、枝葉が広がる物語は葉陰に隠れて見えないものもある。それぞれのエピソードは用意されているけれど、ちょっと物足りないなあ。一人ひとりに人生があってもっと多くの時間がかかっているのだが、ああ〜、もったいない。成功した子もあれば、失意の子もいる。もちろん、それは仕方がない。マーチ家にも幕が下りる。もっとと思うのは良質な物語ということ。ああ、しかしジョーとベア先生の晩年も読みたかった。

  • たろー さん

    本作は読むこと自体に意義があるように思いました。読破感がこころよい。

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