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ぼくの弱虫をなおすには

K・l・ゴーイング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198653255
ISBN 10 : 4198653259
Format
Books
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぼくには、こわいものがたくさんある。クモ、いじめっ子の上級生、大きなトラック…。でも、何よりこわいのは、五年生に進級すること。五年になると、いやな上級生と同じ校舎になるから…。ぼくは、ぜったいに五年生にはならない、と決めた。親友の女の子フリータは、これに大反対!ぼくの弱虫をなおす作戦を考えてくれて、ぼくたちは夏休みのあいだ、その作戦に、いっしょにとりくむことになった。とちゅうまでは、うまくいってたんだ。ところが、ぼくの思いつきのせいで、フリータの家族をまきこんでしまい―。一九七六年アメリカ・ジョージア州を舞台に、偏見や人種差別の問題にふれつつ、苦手を克服する子どもたちの成長を描いた、心にひびく物語。小学校高学年〜。

【著者紹介】
K・L・ゴーイング : 1973年、ニューヨーク州ラインベックに生まれる。大学卒業後、成人に読み書きを教える教師、航空券の販売業、リゾートホテルのフロント係、著作権エージェントの事務員、書店員など、さまざまな職業を経て、作家となる。デビュー作『ビッグTと呼んでくれ』は2004年度プリンツ賞最終候補作となり、全米図書館協会の最優良図書に選ばれるなど、高い評価を得た。ニューヨーク州グレンスペイ在住

久保陽子 : 1980年、鹿児島県生まれ。東京大学文学部英文科卒。出版社で児童書編集者として勤務ののち、翻訳者になる

早川世詩男 : 1973年生まれ。イラストレーター。書籍の装画・挿画の仕事で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    児童書。YA。1967年夏のアメリカが舞台。ゲイブリルは弱虫で泣き虫で怖いものがたくさんあった。ひとつ年上のデュークとフランキーにいじめられ、4年生の修了式に参加できなかったゲイブリルを励ましてくれたのは、親友のフリータだった。ふたりは一緒に5年生になるために、夏休み中に「こわいものリスト」に書いたものを克服するという作戦を立てた。黒人差別のこと貧困のことがのしかかる社会で、ゲイブリルはフリータと一緒に冒険をする。▽パパの言葉「大切なものをうばわれて、二度ととりかえせなくなってもいいのか」だよね

  • たまきら

    へえ!1970年代の南部が舞台です。トレーラーハウスに住む少年と、彼を支えるしっかりものの牧師の娘でもある少女の夏の物語です。ミミズを食べさせられたり結構ヒドイいじめを受けている男の子が、親友女子と怖いものリストを作り、自分の恐怖を受け止めながら社会問題に直面していき…。自分はDCに住んでいたのであからさまな差別はそれほど受けませんでしたが、バブル期だったので日本人への愛憎感情をぶつけられることが多かったです。とはいえ今のアメリカ一部で起きているアジア人憎悪感情は…。この本の読後感はさわやかです。

  • なななお

    第68回青少年読書感想文、課題図書高学年。1970年代のアメリカが舞台。弱々しい白人の男の子と、勇敢な黒人の女の子の友情の物語。怖いモノだらけのぼくは、5年生になって上級生に苛められるのが怖くて4年生に留年するつもり。でも親友のフリータは一緒に留年してくれそうにない。フリータが言うにはぼくの弱虫を退治しないといけない、そのために『怖いものリスト』を作って、新学期までに消していこう、と提案する…期せずして勇敢だと思っていた女の子を助ける切っ掛けを作った男の子。男の子のお父さんもとてもいい人。爽やかなお話。

  • わむう

    2022年青少年課題図書・高学年の部。弱虫のゲイブリエルには怖いものがいっぱい。それに比べて親友のフリータは勇気がある女の子。夏休みの間に2人は怖いものを克服することにした。「愛してくれる人がいればなにもこわくない」

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    第68回青少年読書感想文全国コンクール 高学年課題図書 ゲイブリエルは怖いものが多い、いわゆる弱虫。親友のフリーダと克服するための作戦をたてる。克服したいものリストを作り立ち向かうが、いじめ問題、人種差別という社会問題もあり。背景的時代的に日本人には合わないかな?と思うけれど、人種差別は今もあるからその辺りはも読んでほしい。『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている読みもの。 【身近なだれかによりそうーこんな友だち、あんな友だち】

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