ウルグアイ出身のSSWであるホルヘ・ドレクスレル。この個性的で素晴らしいミュージシャンを知っている日本人は少ないだろう。ウルグアイの伝統音楽とボサノヴァ、ポップス、ジャズ、エレクトロニカを融合させた音数の少ない彼の独特の音楽。歌とメロディーは、ひたすら優しく甘く美しい。スペイン語が分からないので、インターナショナル盤の英文訳に頼るしかないが、愛やアイデンティを探る深い歌詞も印象的だ。このアルバムが特に好きだ。Radioheadの”High And Dry”のアクースティックなカヴァーもあって、初めて触れる人にもきっと親しみやすいと思う