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最新版 指輪物語 2 旅の仲間 下

J R R トールキン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566023901
ISBN 10 : 4566023907
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

黒の乗手の追跡から、辛くも逃れたフロドが目を覚ましたところは、「裂け谷」のエルロンドの館。翌朝、モルドールに抵抗する種族―魔法使い、エルフ、人間、ドワーフ、ホビット―の代表が参加する会議がエルロンドの主催で開かれ、指輪をどのように扱うかについて話し合われた。さて、その決定は…。

【著者紹介】
J R R トールキン : 1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテンに生まれ、3歳のとき、イギリスに移住。オックスフォード大学卒業。第一次世界大戦に従軍後、1925年からオックスフォード大学教授。中世の英語学と文学を中心に講じた。『指輪物語』は、20世紀最高のファンタジーとされる

瀬田貞二 : 1916〜1979年。現東京都文京区に生まれる。東京帝国大学国文科卒業。第二次世界大戦後、東京府立第三中学校に復職し、教師の傍ら雑誌に児童文学作品を投稿。後、平凡社勤務を経て、児童文学の創作、翻訳、評論の分野で活躍。1959年自宅に瀬田文庫を開き、毎週土曜日の午後に自宅を開放していた

田中明子 : 1926〜2020年。現中華人民共和国山東省の青島市に生まれる。第二次世界大戦勃発のころ、同志社女子専門学校英文科にて学ぶ。終戦後、引き揚げ。慶應義塾大学文学部入学。卒業後は、都立新宿高校の定時制で英語を教える。1950年代半ば、瀬田貞二氏に会う。北極星文庫『この湖にボート禁止』を翻訳。60年代初め、モントリオールで2年を過ごし、ヨーロッパ、エジプト、インドを回って帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こまごめ

    エルロンドの会議で旅の仲間が結成され、そして旅の仲間が離散するまで。映画化にあたりどの話をピックアップするか…アレンジが見事だと感心します。来るべき人間の時代の王、馳男さんことアラゴルンの物語にも読めますがアルウェンとのロマンスはあまり強調されていない。フロドの性格が映画版と若干違うように感じますし、サムの言葉遣いは全然違う。次巻以降がとても楽しみです。

  • 泉のエクセリオン

    裂け谷では中つ国の自由な民が集まり『エルロンドの会議』が開かれた。その結果、指輪をオロドルインの滅びの亀裂に投じることに。そこで、エルフ、ドワーフ、人間、魔法使い、ホビットら種族の垣根を超えた『旅の仲間』が結成された。しかし南へ向かう道は見張られ、霧ふり山脈を越えようとカラズラスに挑むが頓挫。そこで最も通りたくない地下のモリアの坑道に進むことに。しかし、そこでは初代冥王モルゴスに仕えたバルログが襲い掛かる。ガンダルフを失いながらもロリエンで悲しみを癒し旅を続けるが・・。ロリエンでの別れの場面が本当に感動的

  • roughfractus02

    英雄物語とのズレが際立つ本巻では、権力(力の指輪)を破棄する目的が掲げられ、裂け谷では旅の仲間となる言語も時間軸も異なる各種族の歴史的対立が仄めかされ、英雄物語なら主人公が尊敬する先行者が死ぬ場面を本巻でガンダルフの転落、後に力の指輪に魅入られたボロミルの死というフロドのダークサイド(影)として記される。この後仲間は分裂し各々火の山(オロドルイン)に赴くが、この行程で描かれるのは自然の強大さと古えの種族の脅威である。ユング『元型論』のキャラクターが勢揃いするような本巻は、読者を意識の深みに誘うかに見える。

  • rinakko

    うん10年前に一度挫折したのだが、言及されることの多い作品なので読めていないことが気にはなっていた。「北欧神話からの思想を受け継いでいる」という話を聴いたのも、あらためて興味を持つきっかけになった。という訳で最新版で読み始めたら、今回は面白い…です(そんな予感はあったw) あまり間を開けずに続きへいきたい。

  • shikinokeyaki

    思いっきりファンタジー世界な描写が多すぎて、可視化したくて配信で映画みちゃおうかどうか迷う。

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