キャッチャー・イン・ザ・ライ ペーパーバック・エディション

J D サリンジャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560090008
ISBN 10 : 4560090009
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
18cm,361p

内容詳細

村上春樹訳 新時代の『ライ麦畑でつかまえて』
さあ、ホールデンの声に耳を澄ませてください。

J.D.サリンジャーの不朽の青春文学『ライ麦畑でつかまえて』が、村上春樹の新しい訳を得て、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』として生まれ変わりました。ホールデン・コールフィールドが永遠に16歳でありつづけるのと同じように、この小説はあなたの中に、いつまでも留まることでしょう。雪が降るように、風がそよぐように、川が流れるように、ホールデン・コールフィールドは魂のひとつのありかとなって、時代を超え、世代を超え、この世界に存在しているのです。さあ、ホールデンの声に(もう一度)耳を澄ませてください。

ユーザーレビュー

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村上春樹の軽妙な翻訳とあいまって、何度読...

投稿日:2021/07/17 (土)

村上春樹の軽妙な翻訳とあいまって、何度読んでも飽きず、面白くて仕方ない傑作。内田樹先生によれば主人公は統合失調症で、ニューヨークの地獄めぐりをしている間に、狂っていく姿を描いているとか。きてれつな行動はともかくとして、周りの人間がインチキに見えて仕方ないという感覚は、私自身も体験があり、違和感なく、物語に没入することができた。

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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 ティーン・エイジの宝物にして、元祖一人...

投稿日:2010/01/03 (日)

 ティーン・エイジの宝物にして、元祖一人語り文学。主人公はさまざまな場所に行ったり行かなかったり、回想したりしなかったり、妹を褒めたり褒めちぎったりした挙句、最後には決まって気を滅入らせるホールデン・コールフィールド少年だ。我々はしょっちゅう気を滅入らせているこの少年に、ナイーブな魂を見るか、十代の自分勝手な傲慢さを見るかのどちらかではないかと思う。 しかしながら彼が自分の夢を語るシーンと、最後の妹のフィービーを見守るシーンはどうしたって忘れることは出来そうにない。 JDサリンジャー、彼は今どうしているんだろうか?

吊り木 さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    大学2年後期の教養英語のテキストがこれだった。それまで、テキストは正当的な(?)英文ばかりだったので、この作品には驚きもし、大いに新鮮でもあった。例えばここには"No kidding"なんていう表現が度々出てくるのだ。原文と対照させていないので、間違っているかもしれないが、村上春樹はこれを、彼のエッセイでよく使う「やれやれ」と訳している。これだとホールデンの若さと攻撃性がいくぶん弱まるように思うが、どうだろうか。全体としては、訳注も付いていて、サリンジャーを感じてもらいたい想いが伝わってくる丁寧な訳だ。

  • 茜 さん

    思春期頃に野崎孝さんの訳で読んだのだが、村上春樹さんの新訳版というので読んでみました。読んだ感想としては何故かどれ一つとして響かなかった。それは多分訳者のせいではなく、ただ単に私が歳をとって思春期特有の豊かな感受性がなくなってしまったせいだと思います。現在思春期を迎えている方々にとってはホールデンの言う言葉や考えている事、行動に共感することが出来ると思います。今回読んで思ったのは「ホールデン、君はカウンセリングを受けるべきだと思うよ。実際の話。」って感じでしたwww

  • ケイ さん

    「大人はわかってくれない」の米国版にも思えるが、こちらはブルジョワの匂いがプンプンする。少し我慢して大人の決めたルールに従えばいいのに、どうしても外れてしまう。反抗しているようで、お金がないと身動きできないお坊ちゃんだ。大人のつもりでも、シスター達を見ると無意識にすがり、飛降り自殺した同級生の事に誰よりも傷つき、そんな子供を受けとめてくれる大人を求めているナイーブな少年なのだ。妹のかたくなな優しさにはこちらも癒される。主人公の語りは、語られる相手によって受け入れ方も変わるだろう。

  • みゃーこ さん

    永遠の私の聖書。だけど、、う〜ん、口の悪さがやっぱり野崎訳の方が私は「ホールデン感」が出ている感じがした。もちろん表現が古いんだけど、 放送禁止用語が原語のまんま飛び出していたりとかするけど、私はそこも日本語に訳してほしかった。この原語を「×××ショウ」と訳した野崎の訳はあまりにも衝撃的だった。ホールデンの純粋さを考えるとその言葉がいかに現実の人間のいやらしい部分を嫌悪しているかをこれでもかというほどモロに出すことで読者に伝えようとしている訳者の意図が伝わってきたので。しかし作品自体がすごいのでやはり感動

  • Shintaro さん

    前回挫折したので、今回は攻略本という卑怯な手を使った。サリンジャーは書く必然性があった。ヒュルトゲンでドイツ軍と戦って傷ついた心を癒すには、16才という、何事も選択する必要のない、愚かにも輝ける時代まで遡る必要があった。フィービーの許しは、理不尽な戦争に行った社会と自分への赦しなのである。ヴェトナム戦争以降はこのようなメンタリティはメジャーになった。DBもホールデンもフィービーも、ある意味サリンジャー自身であり、ホールデンを導こうとする。しかしホールデンのその先を想像し、補うのは読者自身でしかありえない。

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人物・団体紹介

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J D サリンジャー

1919年1月1日ニューヨーク市生れ。’40年に短篇「若者たち」でデビュー。’42年陸軍に入隊し、’44年ノルマンディー上陸作戦に参加した。戦争を挟んで多くの短篇小説を執筆する。’51年に長篇小説『キャッチャー・イン・ザ・ラン』を刊行、現在までに全世界で6500万部を超える大ベストセラーとなった。’

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