J・ウォーリー・ヒギンズ

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続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本 光文社新書

J・ウォーリー・ヒギンズ

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334044503
ISBN 10 : 4334044506
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

前作から一年、「もっと見たい!」の声に、ボリュームアップした続編で応えます。日本と日本の鉄道をこよなく愛する元祖「カラー撮り鉄」、J.ウォーリー・ヒギンズ氏。ふつうモノクロでしか見ることのできない昭和30年代の日本を、当時としては超贅沢なカラーフィルムで多数撮影してきた。今回は新たに見つかった蔵出しプライベート・フィルムからの傑作も加え、選りすぐりの544枚を惜しみなく公開。今なお色褪せない最上質のコダクロームの写真からは、消えゆくものに心を寄せつつ、新たな時代へと変貌をとげる日本各地の風景にシャッターを切り続けたヒギンズ氏の想いが伝わってくる。続編では(ほぼ)全ての都道府県を網羅、また前作で反響の大きかった鉄道ファンの想いに応え、廃線や廃駅を含め鉄道写真も充実させ、やや鉄分高めにお贈りする。

目次 : 特集 オリンピックと東京(変わる街並み/ 新幹線もオリンピックをターゲットに ほか)/ 東京編(東京周辺/ 渋谷周辺 ほか)/ 特集 変わる産業・変わる社会(鉱山/ 木材)/ 各地方編(北海道/ 東北地方 ほか)

【著者紹介】
J・ウォーリー・ヒギンズ : 1927年米国ニュージャージー州生まれ。コルゲート大学卒業、ミシガン大学で修士課程修了後、’56年に初来日。’58年に本格的に来日以降、日本に在住。国鉄の顧問を務め、現在はJR東日本国際事業本部顧問。日本全国をくまなく巡り、当時貴重だったカラーフィルムで鉄道写真を撮り続ける。2007年度日本写真協会賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京...

投稿日:2021/07/01 (木)

『続・秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』まずタイトルが気になり、10年後とか将来的にはタイトル変わるのかなとか思いながら開いてみたら、良い雰囲気の味わいのある場面の数々でした。生まれる前だけれど昔懐かしさを感じれるような町並み。ほとんど大多数が路面電車の走る景観で、各地の路線のバリエーションの豊富さに驚きます。まだ区画整理のさほど進んでない、砂ほこりの舞うような街角。車が少なく、人の多い眺め。道幅が狭く、暮らしの中に線路が組み込まれていた時代の様子。日本中どこも同じような道路になる前の、その土地土地の特有の空気感を写真から感じ取れたりして良いなぁと、膨大な貴重な資料として、一度に広く見渡せる見事さ。

seigo-hk さん | 長崎県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    鉄道の写真ばかりで、興味の無い人には何も面白く感じないかもしれない。しかし、一枚一枚の写真を見ていると、そこに生活があったことに気がつきます。そこに夢もあったのだと思います。鉄道がエネルギーの象徴では無いけれど、力強さを感じます。ここにあるのは、みんなが夢を持てた時代の景色です。

  • ぶんこ

    60年前の普通の生活をおくっている人々が、当時の電車・列車とともに眺められる!しかもカラーで!日本全国を網羅しているのもすごい。(佐賀が抜けていたのは天候不良のため)路面電車の写真が特にお気に入り。電車とスクーターと自転車、そして歩いている人々が、のどかな感じで昔を思い出させてくれました。私は東京の都心部で幼少期を過ごしたからか、1950年代後半に女性の着物姿はよそ行きの場合がほとんどで、普段は洋服でした。著者コメントには違和感があるものの、撮られたのがよそ行きの場所だったからでしょう。

  • ホークス

    2019年刊。1960年前後の貴重なカラー写真集の続編。鉄道ファンの著者は、米軍軍属だったが日本人と結婚。長く国鉄とJRの仕事をしてきた。544枚の写真には多くの路面電車、既に少なかった機関車、開業間もない新幹線まで沢山の鉄道が登場。未舗装の道路にも軌道が敷かれ、路面電車が日本中を走っていたのだ。ダム工事用から観光用になった京阪のバンビ号が可愛い。リヤカーやオート三輪が道具として大活躍している。1961年生まれの私には街並みや人々の着衣も懐かしい。各地の遊園地の写真は、まるで夢の光景のように素朴だった。

  • 東京オリンピックより前の50〜60年代の日本を主として鉄道を映した写真集。57年の広島の爆心地等を映した写真も多く、空がひろく真っ青で、緑も多くて、ちょうどいい塩梅のピカピカの写真でしみじみいいなあと思った。戦争や災害で今苦しんでいる地域が10年後ここまで復活できているといいなあ。

  • ユー

    前作に続いて、タイトル買いしてしまいました。地元の名古屋・豊橋・岐阜・犬山・伊勢の知らない写真が多数。車も人も少なく、過ごし易かったのが垣間見えます。一緒に写っている子供達が生き生きしています。

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