’71年デヴューのイヴァリンスのセカンドアルバム。作風はデヴューアルバムとほぼ同じ路線ながら、前作同様に名曲の数々。お薦めです。

近年のAOR路線を思うと、考えられない程ボーカルがワイルドで、グルーヴィーな曲が多いです。どの曲も名メロディメイカーの面目躍如といった名曲の数々。輸入盤に入っていたと思われるボーナストラックが収録されていないのが残念。

またもやブラジリアン・スタンダードになってしまいそうなオリジナル楽曲に加え、カヴァー作品も週悦。個人的に2012年リリースの最優秀作品はこれでした。 多才なゲストとの共演でアーティストとしてのポテンシャルとキャパシティをますます広げてますし、作品、創作意欲、挑戦し続ける姿勢、ともに全く衰えないIリンスに改めて敬意を表します。いや衰えないどころか更なる高みに辿りついたのかも・・・素晴らしい！

独特の美しいメロディーとファンタジックなアレンジが心地よいです。

何時もながらに大変気持ちがイイ イジーリスニングにも良い 本当に良い音楽って何処でかかっていても 邪魔にならない音楽だと思います。 本当にこれが日本国内盤でプレスされないのが惜しい

ジャケット通り、モノクロ映像です。　若い頃はロックミュージシャンみたいな風貌ですね？　演奏のレベル・・・というよりはサイドメンがあまりうまくないので、聞いているのが少し辛いです。　よってピアノで何とか演奏をリードしようと頑張って弾いているのが、余計に聞きづらくなっています。　音もテレビ収録のテープを使っているので、時々歪んでしまいます。　今のいやらしい中年の魅力（？）と、大人な演奏と歌を期待すると期待はずれになります。　まあ、買う程の物ではないでしょう。　買うなら「Cantando Historias」と「Saudades de Casa」がお勧めです。　

通算８枚目、ＥＭＩ−ＯＤＥＯＮからの第３弾アルバム。クインシー・ジョーンズがカヴァーした「ヴェラス・イサーダス」、パティ・オースティンがカヴァーした「コメサール・ヂ・ノーヴォ」等、名曲満載。サンバ等の民族音楽に根ざした曲がある一方、ポップな曲もあるヴァラエティに富んだ作品。

通算４枚目、ＲＣＡからの第１弾アルバム。ブラジル稀代のメロディメーカーの最高傑作と行っても過言ではない名盤。「アブリ・アラス」では、以後、十数年、活動を共にする盟友ヴィトル・マルチンスとの記念すべき初コラボを果たしている。５曲目「ｎａｏ　ｔｅｍ　ｐｅｒｄａｏ」のサウダージ感は、鳥肌物です。

スタジオライブ形式での演奏は録音時の緊張感を伝えてくれます 。見ていると3月のブルーノート東京でのライブの余韻が蘇ってきました。ファンの一人としてたまらない一枚です。ボーナス映像も楽しいですね。

これ聴かないと損しますよ。 曲も演奏も素晴らしい。 彼のベスト10に必ずはいるできです。