Books

ゲームメカニクス大全 第2版 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け

Geoffrey Engelstein

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798176741
ISBN 10 : 4798176745
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

203の「遊びのしくみ」を解説するゲームデザイナーのための珠玉の一冊。

目次 : 1 ゲームの構造(STR)/ 2 ターンオーダーとターン構造(TRN)/ 3 アクション(ACT)/ 4 解決(RES)/ 5 ゲーム終了と勝利(VIC)/ 6 不確実性(UNC)/ 7 エコノミクス(ECO)/ 8 オークション(AUC)/ 9 ワーカープレイスメント(WPL)/ 10 移動(MOV)/ 11 エリアコントロール(ARC)/ 12 セットコレクション(SET)/ 13 カードメカニクス(CAR)

【著者紹介】
ジェフリー・エンゲルステーン : 『The Ares Project』、『スペース・キャデット』シリーズ、『ドラゴン&フラゴン』、『ザ・イクスパンス・ボードゲーム』など多くの卓上ゲームのデザイナーである。隔週配信で7年目となるポッドキャスト「Ludology」のホストであり、ポッドキャスト「Dice Tower」では10年間にわたり隔週コーナー「ゲームテック」でゲームの数学・科学・心理学について議論している。『Gametek:The Math and Science of Gaming:The First 10 Years(ゲームテック:ゲームの数学と科学)』(2018年)を出版し、それが『Gametek:What games can teach us about life,the universe and ourselves(ゲームテック:人生・世界・自身についてゲームが教えてくれること)』という題でハーパーコリンズ社より2019年始めに再版された。ニューヨーク大学ゲーム学部にボードゲームデザインの客員教授として在籍し、パックス、ジェンコン、メタトピア、ゲーム開発者会議などのイベントに招待されてゲームデザインについて講演している。ゲームについて語ったり、デザインしたり、プレイしたりしないときは、医療機器を専門とする製品開発会社「Mars International」を経営する。マサチューセッツ工科大学で物理学と電気工学の理学士号を取得している

アイザック・シェレブ : ボードゲームのデザイナーであり、『セイカツ』『Ravenous River』『Show&Tile』などさまざまな作品を作っている。彼も長く続いて注目されている卓上ゲームポッドキャスト「On Board Games」の共同ホストをしている。ウェブサイト「www.kindfortress.com」ではゲームデザインについても書いており、卓上ゲームのデザインパターンに関するシリーズは、ゲームデザイナーの間でも人気がある。ゲーム業界での業績は多岐にわたり、出版社へのアドバイス、ルールブックの編集、ゲームをベースにした学習やゲーミフィケーションのコンサルティング、学校でのゲームデザイン講義、ボードゲームの資金調達の運営などがある。ゲームのプレイもデザインも講義もないときは、非営利組織とのみ連携するデータ戦略コンサルタント会社「Sage70」を経営している

小野卓也 : 1973年生まれ。ボードゲームジャーナリストとして、1996年より情報サイト「Table Games in the World(tgiw.info)」でニュースやレビューの発信を続け、海外ボードゲームの翻訳やボードゲーム賞の選考にも携わる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、文学博士。山形県長井市にある禅寺「洞松寺」の住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kenitirokikuti

    図書館にて。これは第2版の翻訳。英語版の初版が2019年、第2版が2022年。邦訳がそれぞれ2020年と2023年とほぼリアルタイムである▲県立図書館にこの第2版があったので念のためこちらも借りたが、まぁ、初版の方でも問題なさげ▲第2版への序文にはこんな記述が→「女性差別、女性に対する暴力、人種差別、同性愛嫌悪、トランス憎悪など、許容できない行為や悪質な信念が発覚したデザイナーについてはその作品を初版の例から削除した。」参考文献も同様だそうな。初版も借りたが、どれが削除されたか追いきれないなぁ

  • たろーたん

    ゲームの形にもいろいろある。五人でも対戦ゲームなのか、それとも五人で一緒に敵を倒す協力ゲームなのか。その中でもバトルがある準協力ゲームもある。また、五人対戦ゲームでもシングルルーザーゲームで勝者ではなく敗者一人を選ぶ形もある。協力ゲームの中で、誰かと誰かが裏切っている裏切者ゲームの形もある。そう考えると、決して自分とCPUのソロゲームや、一対一の対戦ゲームだけが、ゲームの形じゃないんだな、と思った。複数いれば、そのゲームの形はいくらでも作れる。(続)

  • johnlenon64

    備忘のため記す。 ボードゲーム≒アナログゲームにおいて、TRPGがどんな捉えられ方をしているのか興味があったので読んでみた。 詳しくは下記のアドレスで col20241109ゲームメカニクス大全 第2版 https://kokutoarchives.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-9fe7ea.html

  • かるごん

    ゲームデザインの語彙と知識体系を構築する試み という言葉が素敵。数多くのボドゲからメカニクスとして抽出して、それに名前をつけてくれてるのが価値。名前があると今後も分類しやすいし仮に分類に違和感があっても修正しやすそう。微妙に違うとか階層がずれるとかそういうのをまとめるのって難しいがボドゲ以外にも参考にできそう。

  • ノア

    ボードゲームのルールを細かく刻んで分類して整理してくれる本。筆者の体験や物語を語る本ではなくてあくまで、ゲームのメカニクスを説明する手段の本で、ことボードゲームクリエイターにとっては必携の技術書ではないだろうか。とはいえ、複雑に組み合わせて作られたゲームを解きほぐせることはプレイヤーにとっても役立つ。特定のゲームと向き合った時に自分はどこが好きで、どこがそうでもないかを言語化して理解できるから。「複雑さを分解することは興醒めだ」とする意見は真だろうが、「分解することで自己分析が捗る」もまた真だ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items