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ISBN 10 : 4875024967
Content Description
極端な機械論が流布し、無神論が台頭して思想的にも混迷をきわめた一七・八世紀、生涯宮廷顧問官として公務に携わりながら、あらゆる学問に関与し独得の世界観を磨き上げたライプニッツ。「表出」の哲学を開示した『形而上学叙説』、『アルノーとの往復書簡』を軸に、『認識、真理、観念についての省察』、『唯一の普遍的精神の説についての考察』など、1702年までの小品を収載。
目次 : 対話―事物と言葉の結合、ならびに真理の実在性についての/ 観念とは何か/ 認識、真理、観念についての省察/ 自然の法則の説明原理―神の知恵の考察によって自然の法則を説明するために有用な普遍的原理についてのライプニッツ氏の書簡。マルブランシュ師の返答への回答として/ 二四の命題/ 実在的現象を想像的現象から区別する仕方について/ 実体の本性と実体相互の交渉ならびに心身の結合についての新たな説/ 事物の根本的起源について/ 感覚と物質とから独立なものについて/ プロイセン王妃ゾフィー・シャルロッテへの手紙/ 唯一の普遍的精神の説についての考察/ 形而上学叙説/ アルノーとの往復書簡
【著者紹介】
米山優 : 1952年東京に生まれる。1981年東京大学人文科学研究科博士課程修了。現在名古屋大学名誉教授
佐々木能章 : 1951年福島に生まれる。1981年東京大学人文科学研究科博士課程修了後、三重大学助教授、横浜市立大学教授を経て、東京女子大学教授
酒井潔 : 1950年京都市生まれ。1982年京都大学文学研究科博士課程修了。現在学習院大学文学部教授。日本ライプニッツ協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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