音楽家の英才教育を受け、80年代からホセ･ルイス・コルテス率いるキューバン・サルサのトップバンド「NGラバンダ」に参加。その後もオマーラ・ポルトゥオンド、ハイラ・モンピエ、オスダルヒアといったサルサ系シンガーのサポートから、セサル・ロペスのユニット「ハバナ・エンセンブレ」、ヘルマン･ヴェラスコ、ホルヘ・レジェスなどイラケレ出身ミュージシャンのセッションなどで活躍するなど、サルサ〜ジャズ〜トラディッショナルまで幅広いフィールドで叩き上げられた、現在のキューバ音楽界に不可欠なピアニスト。キューバン・ジャズの祖として知られるフラン・エミリオ・フリンへのトリビュート・プロジェクトにも参加し、その華麗なピアノを聞かせたことで、熱心なキューバ・ジャズ・リスナーから注目された逸材。