学生時代にロックを知る機会をくれたのが、このエルトンでした。 【Empty Sky】がデビューアルバムだと認識していましたが、隠れデビューアルバムがあったんですね。 全曲、当時のメロディーに古さは感じられず、逆に新鮮さを感じさせてくれます。 軽快なポップさを感じる、「04． Turn To Me 」とハープシコード演奏が入った、二作目のアルバム【Elton John】「06． Sixty Years On」のような、深みのある楽曲、「22． Tartan Coloured Lady」 がお気に入りです。 買って良かったと思う、エルトンファンなら是非聴いて欲しい一枚です。

若い頃からの大フアンです。エルトンの全キャリアを俯瞰したくて購入しました。音質、選曲は素晴らしいです。あえて注文をつけるとリーヴォンの生涯があれば完璧かなと思います。

　「何てことをしてくれたんだ！」というのが、この豪華セットのリリースを知った時の率直な感想です。 　この歴史的な名盤をとことん極めたい人向けのコレクターズ・アイテム以外の何物でもない、といった感じでしょうか…。個人的にやり過ごすわけにはいかないので、買いますけど（半怒！）、これまで発売された数多のエディションの最終形であることを望みます。 　この期に及んでアルバムの内容を論じる必要はないでしょう。問題は Disc 2 以降の構成です。発売当時の音源や映像をパッケージしたもののように思えますが、要不要の観点からはどうなんでしょう？　過不足がないものなのか、余計なものまで詰め込まれているのか、判断さえつきかねます。 　とはいえ、歴史遺産としての価値を認める人は買っておくべき（？）でしょう。それ以外の人は、既発の最新リマスター盤で十分です。 　自分のようなレコード盤に愛着のある輩は、数年前にぼんやりと再現された”でかジャケット”仕様盤と、音質のブランドだけで満足している SACD 盤があるので、「何を今さら…」といった感じなのですが、それでも、強欲に、購入に向けた資金繰りに勤しんでいる今日この頃です。