台風エリス ブラジル史上最高の女性歌手エリス・レジーナ

論理的で、誠実で、矛盾していた…。ブラジリアン・アート最大のジャンル、ポピュラー音楽の黄金期を破天荒に生きた史上最高の女性歌手、エリス・レジーナの物語。写真多数収録。詳細年表・ディスコグラフィー付き。

【著者紹介】
レジーナ・エシェヴェヒア : １９５１年８月６日サンパウロ市生まれ。オ・エスタード・ヂ・サンパウロ紙のスポーツ記者としてジャーナリズムにデビュー。その後、ジョルナル・ダ・タルヂ紙で娯楽面担当に転じ、以降マスコミ各社にて文化記者、スポーツ記者としてキャリアを積む。１男の母

国安真奈 : １９６０年生。サンパウロ大学社会科学部卒。ブラジル音楽の歌詞対訳、取材通訳、ライナー執筆の他、官公庁・企業のための通訳・翻訳業に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Elis Regina

わずか20歳で名声を築き頂点へ登りつめた彼女が早すぎたのか、時代が遅かったのか...。時には偏執とも汲める頑固さと凄まじい個性をギラギラと発散、音楽、思想のこととなればすぐさま一触即発...。そんな攻撃性と対極にあるセンシティヴで女性的な芳香も放つ、天才肌ブラジル音楽シーン最高峰シンガーElis Regina。 1945年3月17日、リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アレグレ市の労働階級生

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