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塔の中の部屋 ナイトランド叢書

E・f・ベンスン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883752331
ISBN 10 : 488375233X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 翠埜もぐら

    あちこちのアンソロジーでもお馴染みだったベンスンさんの短編集。19世紀後半から20世紀前半にかけての怪奇小説は、好物中の好物なので大変美味しくいただきました。「芋虫」は脳内映像化がしやすくて、美しい邸宅と得体のしれない生き物の、しかも「集合体」がほんっと怖かった。「集合体恐怖症」の意味が分かったわ。かと思うと「かくて恐怖は歩廊を去りぬ」のように珍しくめでたく終わって読後感が爽やかだったりして幅広い短編集でした。

  • qoop

    英国の古典怪奇短編集。幽霊、妖精、黒魔術、あるいはラブクラフト的な 異次元の魔などを扱ったバラエティ豊かな内容だが、特筆すべきはブラックユーモアが染み出すその語り口だろう。〈芋虫〉〈かくて恐怖は歩廊を去りぬ〉〈ノウサギ狩り〉は構成自体に笑いが侵食していて興味深い(中でも〈芋虫〉を地口オチでなく観念連合に基づく幻視譚と読めば、英国経験主義を怪談に取り入れた…とはならないか)。好みとしては超自然の怪を書いた〈遠くへ行き過ぎた男〉〈広間のあいつ〉など。

  • timeturner

    美しくのどかな田園風景から一点して鳥肌が立つほどおぞましいものへと移行する展開は、ほんと神技。超常現象を無茶な理屈をこねて説明しようとするところも含めて面白かった。

  • ハルバル

    アンソロジーでは常連だが個人短編集の翻訳は本邦初。さすがMRジェームズの後輩だけあってイギリス正調怪談の雰囲気に満ちていて、読んでいて心地いい。単に怖いだけならいくらでも悪趣味を追求し続ける昨今ほかにいくらでもあるだろうが、19世紀後半黄金期の英国怪談の雰囲気は唯一無二だと思う。特にベンスンは渋好みだと言われもするが、そこがいいんだよなあ。

  • ヒサ子。

    英国の怪奇短編集。 幽霊や超常現象など、バラエティ豊かな充実した一冊。 特に気に入ったのが「芋虫」「塔の中の部屋」「かくて恐怖は歩廊を去りぬ」です。

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