雄大なスケールで響き渡る4手ピアノの傑作
ピアノ連弾のための編曲作品集
スピナ&ベニニェッティ・ピアノ・デュオ
オーケストラ作品の4手ピアノ編曲版には、音数の多い大規模ピアノ曲としての側面があり、編曲も演奏も高水準な場合の魅力には素晴らしいものがあります。このアルバムには、ワーグナーと関係良好だった頃のハンス・フォン・ビューロー編曲による「タンホイザー」序曲、ラヴェルと親しいリュシアン・ガルバンによる「高雅で感傷的なワルツ」と「ラ・ヴァルス」、そしてリスト自身による交響詩「レ・プレリュード」の編曲を収録。
演奏はデュオ結成10年目で息もピッタリのスピナ&ベニニェッティ・ピアノ・デュオによるもので、壮大さを感じさせるスケールの大きな表現が見事です。
ブックレット(英語・12ページ)には、演奏者のミケーレ・ベニニェッティによる解説が掲載。
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演奏者情報
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スピーナ&ベニニェッティ・ピアノ・デュオ
トラックリスト (収録作品と演奏者)
CD 60'19
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モーリス・ラヴェル [1875-1937]
「高雅で感傷的なワルツ」(リュシアン・ガルバンによる4手ピアノ編曲版)
1. I. モデラート 1'27
2. II. 十分に遅く 2'21
3. III. モデラート〜IV.十分に活発に 2'57
4. V. ゆっくりと 1'18
5. VI. 活発に 0'44
6. VII. 活気無く 2'52
7. VIII. エピローグ 4'03
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モーリス・ラヴェル [1875-1937]
8.
「ラ・ヴァルス」(リュシアン・ガルバンによる4手ピアノ編曲版) 13'10
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リヒャルト・ワーグナー [1813-1883]
9.
歌劇「タンホイザー」〜序曲(ハンス・フォン・ビューローによる4手ピアノ編曲版) 15'21
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フランツ・リスト [1811-1886]
10.
交響詩「レ・プレリュード」(フランツ・リストによる4手ピアノ編曲版) 15'55
スピーナ&ベニニェッティ・ピアノ・デュオ
エレオノーラ・スピーナ
ミケーレ・ベニニェッティ
録音:2023年11月27〜29日、フランス、ソワソン、音楽舞踏公会堂
Track list
TRANSCRIPTIONS FOR PIANO 4-HANDS
RAVEL · WAGNER · LISZT
Maurice Ravel 1875-1937
Valses Nobles et Sentimentales *
1 I. Modéré 1'27
2 II. Assez Lent 2'21
3 III. Modéré – IV. Assez animé 2'57
4 V. Presque lent 1'18
5 VI. Vif 0'44
6 VII. Moins Vif 2'52
7 VIII. Epilogue 4'03
8 La Valse * 13'10
Richard Wagner 1813-1883
9 Tannhäuser Ouverture ** 15'21
Franz Liszt 1811-1886
10 Les Préludes *** 15'55
* transcription for piano 4-hands by Lucien Garban
** transcription for piano 4-hands by Hans von Bülow
*** transcription for piano 4-hands by Franz Liszt
Spina & Benignetti Piano Duo
Eleonora Spina
Michele Benignetti
Total time: 60'19
Recording: November 27-29, 2023, Auditorium Cité de la Musique et de la Danse, Soissons, France