2st,3rdも聴きましたが、この「1.3.8.」にみられた重さがなくなっていました。ドラムの高速ロールとスラムパートは中毒性が高いです。

音が悪いけど、全然気にならない。かっこいいです。ｱﾙﾊﾞﾑﾀｲﾄﾙの意味 は、笑えますね。

TXDMの帝王的存在のDEVOURMENTのﾃﾞﾋﾞｭｰｱﾙﾊﾞﾑにﾎﾞｰﾅｽﾄﾗｯｸを加えたﾘｲｼｭｰ盤です。能書きはこれくらいにして、とにかく聴いてみてください。これがﾆｭｰｽｸｰﾙﾃﾞｽﾒﾀﾙの頂点のｱﾙﾊﾞﾑなのです！

ガテラルヴォイスでビィービィー、ゴヴォゴヴォとまるで豚の悲鳴の様に歌い上げるヴォーカルに、ヘヴィなギター・リフ＆ブラスト炸裂なドラムと聴き所満載のアルバムです。モービッド・エンジェルやクリプトプシー等のデス・メタルも良いですが、真のデス・メタルファンであればDevourmentの様な超強力ブルータル・デス・メタルバンドも聴いておかないといけないでしょう。ジャケットもなかなかイカしています。

人間とは思えないｶﾞﾃﾗﾙﾎﾞｲｽ！そして残虐度の極めて高いｽﾞｼﾝｯｽﾞｼﾝｯと重苦しいﾘﾌ！時折刻まれるﾋﾟｯｷﾝｸﾞﾊｰﾓﾆｸｽもｸｰﾙです！ﾌﾞﾗｽﾄもここぞという瞬間にｼｭﾀﾀﾀ､と音速でｷﾒる辺りもまたｸｰﾙです！全体的に似た曲が多く人を選ぶかもしれないが聴いておいて損は絶対無い

待望のセカンドフル。あいかわらず一曲一曲のクオリティが高く、またズンズン落とすスラミングパートも健在。ただ前作にくらべるとそのパートより相対的にブラストパートの比重が増しているように感じられた。その点を音楽的な成長と捉えるか否かは個人個人の嗜好に反映されることなんだろうけど、はっきり言ってぼくは好みだ。彼らのシーン登場を発端に増殖するフォロワーとの決別を図る姿勢をそこから感じ取ってしまうからだ。ただ個人的に残念なのが、肝心要のガッテュラルが前任のそれにくらべるとやや迫力不足が否めないと感じられたこと。

この音源には、新曲1曲、初期のデモ音源3曲、そして99年に発表された1stアルバムでの8曲が収録されており、その意味で、この作品は現時点での彼らの集大成と言える。内容としては、キャッチーながらも邪念に満ちたデスメタルリフと、人間が発しているとはとても思えないウルトラガテラルヴォイスで、徹底的に重々しくスローに進行するパートがその多くを占めるものの、そうしたテンポのなかに超絶ブラストビートを軸とした爆走パートを間歇的に織りこむという、この起伏の激しい展開が特徴。未聴のデスメタルファンは四の五の言わず聴くべし。

究極にとがったデスメタルに出会いたいむきはマストバイ！　詳細な感想はPCから書きこんだので（この下に反映されてると思う）、そちらを参照してほしい。