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“カルトの帝王”として圧倒的な才能を誇りながらも、去る2025年1月に逝去した映画史に残る鬼才デヴィッド・リンチ監督が、映画化不可能といわれたSF界の金字塔フランク・ハーバートの大長編小説を独自の映像美学で映画化した超大作。公開時は興行的にも批評的にも振るわず、リンチにとって不本意な作品であったという逸話もある一方、映画ファンのあいだでは、長年カルトムービーとして崇拝されてきた。砂虫(サンド・ウォーム)の恐ろしい造形や、登場人物の醜悪な容姿。そして未知のクリーチャー的なキャラクターたち。まさに全盛期を迎えつつあったデヴィッド・リンチワールドが詰め込まれた作品であり、細部にまでこだわったリンチが生み出す独特のイメージは一度観たら忘れられない作品!
<ストーリー>
西暦10191年、宇宙は皇帝シャダム4世の支配下にあった。惑星アラキスは、不老不死の薬物メランジが生産される唯一の星であり、その覇権をめぐって皇帝は陰謀を画策していた。それを察知したスペース・ギルドのナビゲイターは、皇帝のもとを訪れ詰問する。皇帝は声を増幅させて物質を破壊する兵器“モジュール”を開発したレト・アトレイデス公爵をうとましく思い、一旦彼にアラキスを与えたうえで、公爵と敵対するハルコネン男爵をけしかけて失脚させようとしていた。しかし、ナビゲイターは公爵の息子ポール・アトレイデスこそが、自分たちを脅かす存在だと考え暗殺を命じる。アラキスに降り立った公爵家は、ハルコネン男爵が手配した軍団から襲撃を受け、母ジェシカとともに砂漠へと逃亡する。二人はアラキスの原住民であるフレーメンの集団に合流し、モジュールを与えて一大軍団を組織する。ポールは巨大なサンドウォーム(砂虫)を操り、ハルコネン男爵の軍を次々と壊滅してゆく。やがてフレーメンに伝わる“命の水”を飲んで超人化したポールは、皇帝に最後の闘いを挑む。
<キャスト>
カイル・マクラクラン
ユルゲン・プロホノフ
フランチェスカ・アニス
マックス・フォン・シドー
ショーン・ヤング
パトリック・スチュワート
スティング
ホセ・ファーラー
<スタッフ>
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
原作:フランク・ハーバート
製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス
製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス
撮影:フレディ・フランシス
編集:アントニー・ギブス
音楽:ブライアン・イーノ、TOTO
発売元:株式会社フィールドワークス・合同会社是空
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
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