ベストを出してから早いタイミングでのニューアルバム。ここ数年は打ち込みが入ってるようなダンスミュージックが主流だったが、今作はテクノ色が薄まったかわりに生音を大事にしたポップでキャッチーながらも切れ味鋭いエッジの効いた新しいドーパン・サウンドになっている。

ドーピングパンダのベスト盤が出てるということで、約10年前の「Performation」を購入以来、久しぶりにドーパンの音源を聞いてみた。インディーズの初期の頃は英語詩でストレートなメロコア・サウンドで今作のベスト盤では主にＤＩＳＣ2に初期の楽曲が多く収録されているが、その他にも四つ打ちナンバーなどがあり全体を通してダンサブルなロックバンドになっていた。メンバーの入れ替えなどもなく新しい血を入れなくても、昔からの音楽を踏襲しながらもさらに進化していて驚いた。ダンスロックでありながら、メロディアスで生音がしっかり主張する緻密で大胆なドーピングパンダの色や方向性が全て凝縮された、これぞベスト盤。

ドーパンの「anthem」早速聴きました！！切なイイ！ 今までの曲の中で１、２位を争うぐらい良い！！！ 1：35〜2：08のとこがヤバい。