基本情報
内容詳細
近代社会における個人の在り方を真摯に問うたロレンスの絶筆『黙示録論』。その内容を補完する意味合いをもつ評論三篇を併録した、ロレンス文学の集大成。
目次 : 黙示録論/ 力ある者どもは幸いなり/ ドストエフスキー「大審問官」への序文/ 民主精神(平均人/ 固有性/ 人格性/ 個人主義)
【著者紹介】
D・H・ロレンス : 1885年、イギリス中部ノッティンガムシャーに炭坑夫の息子として生まれる。小学校で教鞭をとる傍ら、1911年に長篇小説『白孔雀』を発表。以後、個人と個人との真の連帯の意味を追求して、作家活動に入る。多くの中・短篇小説や戯曲、紀行、評論、詩作品がある。1930年、南仏ヴァンスにて死去
井伊順彦 : 早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。英国トマス・ハーディ協会、英国ジョウゼフ・コンラッド協会、英国バーバラ・ピム協会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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