Cocco
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Cocco プロフィール

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Cocco

1977年、沖縄県に生まれたCoccoは、1997年3月21日、シングル「カウントダウン」で衝撃のデビューを果たした。沸騰寸前のエモーショナルな歌声とセンセーショナルな歌詞、そして自爆寸前の焦燥を映し出したメロディーに重圧なギターリフで訴えかけたこの曲で、早くも彼女の際立った個性と才能を世に知らしめることになる。続いて5月21日、1stアルバム「ブーゲンビリア」をリリース。6月には渋谷クワトロにて初ライヴを行なう。折れそうなくらい細い体と、長い髪を振り乱し、こぼれそうなほど大きな瞳を見開き、心の底から吐き出すように歌う彼女のような存在は、これまでの日本の音楽シーンにおいて、しかもメジャーでは全く考えられないくらい皆無だった。自らの性をアピールした女性ボーカリストがこの頃に次々とデビューして話題を呼び、Coccoはその系列の最終兵器として現れたように捉えられがちだが、実際は彼女自身もファンも全く違う世界観を描いていた。1stアルバムの楽曲から伝わってくる彼女の痛みや恨み、怒りや喪失感といったプリミティヴな叫びを共有することで、彼女は誰よりも特別な存在になった。

彼女の存在が広く知られるようになった2ndシングル「強く儚い者たち」が11月にリリースされ、チャート上位を記録する。情念的な激しいロックサウンドで洋楽リスナーの心も鷲掴みにしたデビュー曲「カウントダウン」とは全く趣向の異なる、従来の歌謡曲的メロディーに賛否両論だったが、Coccoの静と動の両面性を明確にし、結果的に大ヒットとなった。この曲でロックファンだけでなく、幅広い層のリスナーに受け入れられるようになったが、彼女をいわゆるキレイなメロディーの曲を歌う、歌の上手い女性シンガーという世間的な認識のされかたに疑問をもつファンも多かった。特に彼女の悲痛な歌声が「癒し」の文脈で語られることが多いが、そんな簡単な言葉で片付けられるほど単純なものではない。

1998年3月21日、3rdシングル「Raining」をリリース、5月13日2ndアルバム「クムイウタ」が発売される。今作は、ヒット曲「強く儚い者たち」でみられる包み込む優しいバラードも収録され、表現的に幅広くなった。しかし、Coccoというシンガーの根本的なスタイルは変わっているわけではなく、今作でも狂気と子守唄の両義性をもつ沖縄の神秘的な世界が彼女に根着いている。そして、8月から9月にかけて初の全国5大都市ツアーを行ない、日本武道館でのライヴを成功させる。続いて10月に4thシングル「雲路の果て」をリリースする。翌年4月に5thシングル「樹海の糸」、10月に6thシングル「ポロメリア」を発売。1999年はシングルリリースのみ。

2000年4月26日、7thシングル「水鏡」を発売、6月14日に待望の3rdアルバム「ラプンツェル」を発売する。「ブーゲンビリア」から2枚のアルバムを作り上げたCoccoの音楽は、全く揺るぐことがなかった。全ての楽曲の歌詞中に表現されている「あなた」の存在こそが、彼女を歌うことに導くすべての根源であり続けた。彼女にとっての「あなた」が何を象徴しているのかは明確にされてはいないが、裸足で茨の道を突き進み血を流しながら、確かな愛を探し求め、それを守り抜こうとする彼女の意思は大きな感動を与えてくれた。

数少ないプロモーション活動のなかで、Coccoは何度かテレビ出演している。生放送の番組で「あっちゃん、テレビ出たくない」と泣きそうな顔で訴えた彼女の顔は忘れられない。そんな彼女にどう対処したらいいか分からず、明らかに困り顔の司会者にも同情してしまう。Coccoはチャート1位に輝くアルバムを放つアーティストでありながら、地元の沖縄方言や彼女独特の「こっこ言葉」を話す、天真爛漫な少女のようでもあり、同時に音楽に流れて歌い始める彼女は残酷な情念にとりつかれた巫女そのもの。彼女にとって歌を歌うことは、何かを表現するための手段ではなく、彼女の中にどんどん溜まっていくものを排泄する行為なのだということは、彼女がインタビューでよく語っている言葉である。彼女が生み出す音楽は、まさに彼女の中から排泄された生身の音そのものなのである。

「ラプンチェル」発売後、収録曲「けもの道」がシングルカットされ8thシングルとして発売、続く7月に7thシングル「星に願いを」をリリース。そして9月から10月にかけて、全国9ヶ所計11公演を行なう。渋谷クラブクワトロからスタートしたこのツアーは、10/6の日本武道館をフィナーレに迎え、大成功を収める。このツアーによって、Coccoはメンバーやスタッフとの結びつきや信頼感を確固たるものにし、ライヴ中の音の渦にはまる恍惚感を味わった彼女を、誰もが信じて疑わなかった。このライヴを見た誰もがこれからのCoccoの飛躍に期待していたはずであった。                 

2001年2月21日、全国紙でCoccoが4月18日に発売される4thアルバム「サングローズ」をもって活動中止する旨を伝えた。この日、シングル「羽根〜Lay Down My Arms〜」そして沖縄限定で「風化風葬」を同時発売する。「この歌を沖縄の空に放してやりたかった」という彼女は、沖縄に対するあまりに強い愛と想いをこの曲に込め、沖縄でライヴをすることがどうしてもできなかった想いをライヴビデオに収めた。彼女はいつでもその声が沖縄に届くように歌っていたという。圧倒的に美しい沖縄と、ちっぽけな自分との間に切り裂かれたアイデンティティが、彼女を活動中止という決断に向かわせた。これからまもなく4月18日、ラストアルバム「サングローズ」と、11枚目のシングル「焼け野が原」を発売。アルバムは当然の如くチャート1位に輝いた。

そして、9月5日、彼女のこれまでリリースした全シングル曲に未発表曲5曲を含めたベストアルバム「ベスト+裏ベスト+未発表曲集」、そしてファンの要望が高かったにも関わらず発売されていなかった全曲ビデオクリップ集に、Cocco監修による撮り下ろし2曲、秘蔵映像を収録した、「お楽しみ秘蔵ビデオ+全ビデオクリップ」が発売される。

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