チープな体裁の作りですが、演奏はオリジナルを忠実に完コピしていて、堂々たるものです。選曲もセンスが良く、入門にも最適です。何よりも、ゲストで参加しているヴァンゲリスの盟友(かって、アフロデティス・チャイルドを一緒に結成しており、その後ヴァンゲリスがソロアルバムをプロデュースもした)デミス・ルソスのヴォーカルが、ジョン・アンダーソンンの雰囲気を見事にデミス風に料理しているのが聴きものです。プライスもお手頃なので、買っても損はないと思います。
A CLOSE CALLというプロデューサー(ミュージシャン?)の詳細など、CDパッケージからは全く記載がないのは(何のクレジットも記載されておらず、海賊版なみです)不親切です。