『演は縁／KYOの響』　加藤京子、川口容子

次世代につなぐ珠玉の編曲アルバム

【このCDによせて】
「長きにわたる演奏活動の中で取り組んだ、名曲の編曲・委嘱作品の初録音。息の合ったアンサンブルで奏でられる日本の民謡や童歌は、クラシックファンのみならず、誰もが耳を傾けたくなる一枚である。
「ずいずいずっころばし」クラリネット版、「アランフェス協奏曲」のピアノ版など15曲の中、7曲が初演・初録音は興味深い。」〜福井直敬　武蔵野音楽学園理事長・武蔵野音楽大学前学長（販売元情報）

【収録情報】
1. ダーフィト：シューベルトの『あこがれのワルツ』による序奏、主題と変奏曲 Op.8
2. コヴァーチ：J.S.バッハへのオマージュ（クラリネット独奏）
3. ロドリーゴ／中村滋延編：アランフェス協奏曲から第2楽章『アダージョ』（ピアノ独奏）
4. コヴァーチ：M.d.ファリャへのオマージュ（クラリネット独奏）
5. 福岡民謡／藤島昌壽編：黒田節
6. 熊本民謡／藤島昌壽編：おてもやん
7. 京都民謡／田島 亘編：竹田の子守歌
8. 京都民謡／藤島昌壽編：竹田の子守歌
9. わらべうた（藤島昌壽編：ずいずいずっころばし
10. 瀧 廉太郎：メヌエット（ピアノ独奏）
11. 瀧 廉太郎：憾（うらみ）（ピアノ独奏）
12. ラヴェル：ハバネラ形式の小品
13. J.S.バッハ／田島 亘編：シチリアーノ
14. ブラームス／ランソン編：間奏曲 Op.118-2
15. モーツァルト／田島 亘＆加藤京子編：ピアノ協奏曲第23番 K.488から第2楽章『アダージョ』

　加藤京子（クラリネット）
　川口容子（ピアノ）

　録音時期：2021年3月
　録音場所：京都府立府民ホール、アルティ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　初演・世界初録音（3,5,6,7,8,9,15）

【加藤京子（クラリネット）】
京都市出身。武蔵野音楽大学、同大学院修了。国立ミュンヘン音楽大学大学院修了。マイスターディプロマ取得。クラリネットをU.ローデンホイザー、K.ベルケシュ、山本正治、黒岩義臣、柳瀬 洋の各氏に、ピアノを江口洋子氏に師事。大学在学中からアジア、アメリカ、ヨーロッパの各地で演奏を行い、近年では古楽器演奏にも携わり、東京藝術大学・特任准教授の横田揺子氏とのクラリネット・デュオで数々の埋もれた名曲を紹介する活動に力を注いでいます。（販売元情報）

【川口容子（ピアノ）】
武蔵野音楽大学、同大学院修了。福井直敬、ジャンヌ・エヴァ・リヒネフスキーに師事。その後、ニューヨーク州立大学バッファロー校にて演奏法を、岩淵洋子氏に室内楽を、また京都大学研修員として美学を学んでいます。
　古典から現代までと幅広いレパートリーを持ち、世界中で演奏活動を行ういっぽう、日本音楽表現学会理事、京都音楽家クラブ理事を歴任、社会・地域に根付いた音楽活動を長く続けています。
　第32回藤堂音楽賞受賞（京都）、京都教育大学名誉教授。（販売元情報）