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■45分 / 2011年
【ストーリー】
「『ノンちゃん雲に乗る』の物語は、なぜ泣いているノンちゃんから始まっているのだろう?」
その答えを求めて、『ノンちゃん雲に乗る』の作品と、石井桃子さんが子どもの頃の思い出を綴った『幼ものがたり』のなかに探していきます。
石井桃子さんは生涯、「子どもの気持ち」を大切にもち続けました。だから石井さんが描いたものを読んでいくと「子どもの頃、同じような気持ちをもったことがある」「ノンちゃんは子どもの頃の私のことかもしれない」と、忘れていたものに再会した思いになります。
『幼ものがたり』には、子どもの目に映った日常の生活の様子、家族や身の回りの人々のことや出来事から、その時々に感じた驚きや悔しさ、とまどいといった気持ちまで描かれています。
この映像作品ではまた、音読や朗読、声に出して本を味わうことを通して、石井桃子さんの選び抜かれた言葉のひとつひとつを、楽しんでほしいのです。
石井桃子 プロフィール(1907年-2008年)
埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ。日本女子大学英文科卒。大学卒業後、文藝春秋社に入り、勤務のかたわら英米の児童文学の翻訳を始める。家族ぐるみで交際のあった犬養毅・元首相宅で英国児童文学の名作A.A.ミルンの「クマのプーさん」の原書と出会い、40年に岩波書店から翻訳出版した。
戦時中には平和への強い思いを込めて書かれた「ノンちゃん雲に乗る」は、敗戦後の47年に大地書房から刊行され、51年の第1回芸術選奨文部大臣賞を受賞、ベストセラーとなった。55年には増淵晴子と原節子の主演で映画化された。他の著書に「山のトムさん」「三月ひなのつき」「幼ものがたり」など、訳書に「ピーターラビットのおはなし」「うさこちゃん」「子どもがはじめてであう本」などがある。
【キャスト】
語り・朗読:角替和枝 夏蓮
出演:桃子・ノンちゃん : 末原一乃
【スタッフ】
協力:東京こども図書館/吉井爽子
プロデューサー 花崎哲
演出 井手洋子
撮影 竹内実
撮影助手 岡野秀俊
照明 池田義郎
録音 西島房宏
ヘアメイク 高村みこ
アニメーション 井上二美
制作 山屋恵司 高崎理香
制作進行 片岡希 小林えりか
制作協力 株式会社 桜映画社
製作 株式会社 ポルケ
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