彼女は現役最高と思っている。彼女を凌ぐピアニストを知らない。特に「古城」に、それもこのアルバムの「古城」は涙が出てくるほど好きです。チックのプレイが生温く聞こえますが、彼女が彼に気を遣いつつも、彼を凌ぐ歓喜に満ちたプレイを見て感動しています。ＤＶＤが廃盤になったのは残念です。

今日、注文していた、チック・コリアと上原ひろみのデュエットによる、あの2007年9月のBLUE NOTE TOKYO公演の模様を収録したDVDが届きました！映像でみると二人の天才的凄まじさ、スリリングな展開、CDで聴くのとは違う、独創性、集中力の高さに圧倒されます。映像作品としても、とても素晴らしいです。 ピアノ耳には、それなりの自信がある私も、実際の映像をみて、チックなのか、ひろみなのかが、音だけでは、厳密に区別できていなかったことに驚愕。二人ともにたタッチの性質を持っているのでしょう。 二人それぞれのオリジナルスコアは、もちろん、ビル・エヴァンス、アントニオ・カルロス・ジョビン、ガーシュウィンの曲も含まれています。

CDはもちろん持っています！内容については文句なしです。やっと映像で見れるのかあ、、、と喜んでばかりもいられません。 なぜか！どうせしばらくするとブルーレイで出るからです！、、、出ますよね？（＾＾； まだまだブルーレイ普及率は低いのでしょうが（自分の周りで持ってる人はいません）同時に発売することで、持っていない人の関心も引くことが出来るのではないでしょうか？ 評価は内容についてです！（CDを聴いての評価）

二人が楽しそうに演奏してる様子が良くわかります。ほのぼのと明るくという感じでしょうか。聴いてる自分も楽しくなります。是非次回作はモーツァルトのＫ４４８をお願いします。

二人のやりとりがﾋﾞｼﾋﾞｼ決まっていて、聞いていて楽しいCD。ﾁｯｸの潤いある音に対して、上原の音は乾き気味で１音１音が綺麗に立っている。これでもかと言うくらいｱｸﾞﾚｯｼﾌﾞで前のめりになって突進する様は驚嘆せざるを得ない。もうちょっと立ち止まる余裕が欲しいと思わないではないけれど、これはこれで上原ひろみというｱｰﾃｨｽﾄの今現在を表すものとして楽しみたい。ただCDになってしまうと彼女の良さは半減されてしまうような気がする。実際にﾗｲﾌﾞﾊｳｽで聞いたらもっといいだろうなぁと思わせる演奏である。

椅子の傍に置いてはいたのですが今日改めて聞きました。 　暗い気持も癒されます。録音もさることながら、特にチックのタッチが心に響きました。ちゃんと歌っているんですね。 　親子が弾いているみたいな感じがしますが、円熟とテクニックが相乗して飽きないし、二人の人生観のようなものが聞けるアルバムだと思います。 　恐らく名盤になるでしょう。

DVD付き、買えるものなら買って。2曲しか収録されていないけど、一見の価値のある素晴らしい演奏風景だから。

まさに今年度最高作がすでに決まってしまった感です。逆にこれ以上の作品が今年聞けるとしたら、JazzFanとして幸せな年となるでしょう。全曲DVDでも見たいし、SACDでも出してほしいですね。5trioといい、最近のChickは絶好調だし、上原は、久しぶりに世界に通用する日本人アーティストと呼べるでしょう!!

もう聴いた瞬間から鳥肌が立つほど見事としか言いようがない素晴らしい演奏です。阿吽の呼吸の如く繰り広げられるアドリブはどっちがチックなのか上原なのか区別がつかない。聴くだけでanother worldに行けます。「Spain」は号泣必至です。

余計なものは一切なし。２台のピアノから放たれる旋律が堪能できる1枚。これを聴いて生で見たかったぁ…と思ったら、４月30日にこの２人の武道館公演があるのでぜひ。しかし、武道館ってどんなのになるんでしょう…今から楽しみです。