大所帯時代最後の作品です。　楽曲にアップとスローの落差がかなりありそこが魅力的です。　キャメオで唯一持っている作品なのですが、スローな楽曲のメロウな作風が気に入っています。

1996年に”Nasty”というタイトルでリリースされていた彼等唯一のライヴ盤の、タイトル＆ジャケットを変えての廉価再プレス盤です。おまけのスタジオ新録を含め、削られたトラックはなし。”Nasty”が入手困難な現在、ファンは即買いでしょう。

切れ味鋭い剃刀ﾌｧﾝｸはまだ聞かれず、M1,M2ともﾐﾃﾞｨｱﾑﾃﾝﾎﾟの楽曲でややP-FUNK的である。特にM4はｼﾝﾌﾟﾙなﾘｽﾞﾑと、間奏で弾きまくるｷﾞﾀｰがどこかﾌｧﾝｶﾃﾞﾘｯｸを感じさせる。とはいえ楽曲に刻まれるM5のﾎｰﾝや、M6のｺｰﾗｽに後のｷｬﾒｵを感じる事ができる。ｽﾛｰはM3よりもM7の方がよりｽｳｨｰﾄで良い。M8はﾒﾛｳでAOR的楽曲。