マーダー・ミステリ・ブッククラブ 創元推理文庫

C・A・ラーマー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488241056
ISBN 10 : 4488241050
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
416p;15

内容詳細

ミステリ好き、クリスティ好きなアリシアとリネットの姉妹の読書会メンバー募集に応えてきたのは、古着ショップのオーナー、医師、主婦、図書館員に博物館学芸員の面々。ところが読書会二回目にして早くもトラブル発生。メンバーのひとりが現われなかったのだ。家にも帰っておらず、事件に巻きこまれた可能性も。アリシアはメンバーの協力のもと捜し始めるが…。シリーズ開幕。

【著者紹介】
C.A.ラーマー : パプアニューギニア生まれ。国際ジャーナリストで編集者で作家。現在はオーストラリア東海岸のバイロンベイに住む

高橋恭美子 : 関西外国語大学外国語学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    面白かった!国内の新本格ミステリでは有栖川有栖氏の学生アリスシリーズなど、ミステリマニアの集まりが実際に事件に遭遇して…というのはもう一種の定番パターンとして認知されているが、海外ミステリではあまり記憶にない。事件自体はライトなもので、そのくせかなりマニアックなアガサ・クリスティトリビアを骨格の中枢に組み込んでおり、読みながら解決するには実は高度な専門知識を要する。謎解きよりも、本好き・ミステリ好き読者がブッククラブの個性的なメンバーのやり取りを見て、「いいなぁ」と妄想に浸るための一冊。

  • aoringo さん

    アガサ・クリスティの読書会でメンバーの女性が行方不明になる。皆で協力し合いその後を追うが今度は殺人事件まで起こってしまう。個性的な読書会の面々がユニーク。読書会自体は初心者向けで、今まで作品を読んだことのない人にとって読むきっかけになればいいなという感じ。その結末もがっつりクリスティに因んだものだった。会話が多めで読みやすい。機会があれば続編も読むかも。

  • ナミのママ さん

    読友さんの感想と同じくこれは面白かった! 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉シリーズ一作目。ミステリ好きの姉妹が立ち上げたブッククラブに集まってきたのは個性豊かで様々な職業の男女。クリスティ愛好家の読書会が誕生した。その中の1人が連絡もなしに不参加となる。メンバーたちは私生活の合間をぬって知恵と推理を働かせて謎解きを始める。今作はメンバー紹介も兼ねているのか、誰もが興味深い。ティータイムの表紙とクリスティからイギリスかと思ったらオーストラリア作品というのも面白い。コージーミステリがもっと読みたくなった。

  • みつ さん

    クリスティ愛好家たちの読書会、といういかにもコージー・ミステリらしいた世界から始まるが、早々に悪の存在が示され、一挙に緊張感は高まる。その記述自体が一種のミスディレクションになっているのは、いかにもクリスティ好み。お茶と料理が頻繁に登場し、事件発生後も読書会の面々が賑やかに推理を繰り広げる。それぞれが事件に関与するというしつらえも、中ほどに突然挿入され惑わす描写も、別の事件の発生も、ほのかなラブロマンスも、読者を掴んで離さない。真相はちょっと拍子抜け。女史の愛好家なら膝を打つ趣向か、逆にお見通しの結末か。

  • ann さん

    なんの予備知識もなく、図書館の新着本の棚から選んだ本がまさかの大当たり。久しぶりに好きだと思えるコージーミステリーだった。アガサ・クリスティに敬意を表するブッククラブの面々の肉付けも楽しかったし、なにより高校生の頃に主なクリスティ作品を読破した自分には、懐かしい作品名がてんこ盛りで(内容は忘れてる作品が多いからまた楽しめるし)、ワクワクしながら最後までリタイアせずに楽しめたエンタメ。クリスティファンは絶対楽しめると思う。でも浮気性な男性は読まない方がいいかも( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

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