遅ればせながら４０代になってからチカーノラップを聴くようになって最初にガツンとやられたのがこのBrown Boyでした（今でも１番のお気に入りかも）。前作「Livin Sｈady」もとても良かったのですが今作は更に上、メロウ系好きにはたまらない仕上がりになっています。(1)の咳払い？からしてグッと来ますが、(3)(4)(8)(11)等どの曲も粒揃いでジャケからも分かる（笑）爽やか系、バラード系ナンバーの目白押しには文句のつけようがありません（ご存知Fingazzが前作同様大幅に関与しているので悪いわけもないのですが）。流通がなかなか安定しないのか入手しずらかった時期もありましたがやっとコンスタンスに入って来るようになりました。近々ベスト盤（日本盤！）も出るようですが今作も勿論マストバイでしょう（つーかチカーノファンでこの人知らない人いないか）。

聴いてみたらやはりchange the gameの曲とrepresent the brownからの曲が半分以上含まれていました、1から５までが新曲ですが新曲の出来はなかなか良いです。どうせだったら全部新曲にしてほしかったです。

ここまで甘くてなおかつ飽きの来ない皿はめずらしいですよ！！トロン�Aのギターに随所に男性コーラスの絡む2、キラ�Aトラックの3はヴォコーダーとtalkboxの両使いメロウ。5曲目、甘いです！featにZAPP！文句ないでしょう。6はLSOBを迎えての爽やかメロウ。DTTXがやばいこれまたtalkboxありの曲。女コーラス絡みまくり、早回しもありの8も激甘です。12も最高です。サビの男女ヴォコーダーコーラスがやばい軽快メロウ。14はレゲトンです。全曲にコーラス、talkbox、ヴォコーダーのどれかが絡む激甘盤！買わなきゃ損しますよ。