Brian the Sun

Brian the Sun レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

5件
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  • ミニアルバム「SUNNY SIDE UP」、シングル「カフネ」...

    投稿日:2018/02/18

    ミニアルバム「SUNNY SIDE UP」、シングル「カフネ」と、リリースを重ねるごとに聴かせ方が変わってきていた彼ら。 今作はそれが特に振り切れたものになっている。 ポップの方向にである。 一曲目の「The World」を聴いた瞬間から感じたのはシンプルな良さだ。 この良さというのは、メロディの馴染みやすさやサウンドの心地良さ、わかりやすい言葉とそれを響かせる歌声。 特定の人では無く、多くの人へ向けて良い音楽を聴いてもらいたいという想いがひしひしと伝わってくる。 ここから「Sunny side up from your heaven’s kitchen」、「ポラリス」、「カフネ」、「Sunny side up」の流れは、上記のシンプルな良さを少しずつ形を変えながら聴かせてくれるので、一度聴き始めたら耳を離そうとは思えないほど秀逸なものだ。 「boys」で一度趣向を変え、攻撃的なリズムと音色を掻き鳴らせるが、激しさの中に確かに光るキャッチーさが聴く者を離そうとしない。 後半も素晴らしいのだが、「ねこの居る風景」からの3曲は特に。 ミニアルバム「SUNNY SIDE UP」ではハーモニカを取り入れるなど柔らかい印象だったが、今回アルバムバージョンで陰を魅せるサウンドで深みのある世界を聴かせてくれる。 この深くなった世界を「Winter Train」の軽やかな疾走感が融和し、「the Sun」の雄大さがアルバムに心地良い余韻を残していく。 ロックバンドである彼らがここまで明確にポップを歌うのは珍しい。 でも何故だろう、違和感はあまり無く、Brian the Sunが持つ魅力の一部に特化しているだけなのだなと感じる。 初めての人は是非この一枚を聴いてみて欲しい。 もしこれが好きになったら是非前の作品も聴いてみて欲しい。 そうこれは、Brian the Sunの”きっかけ”の一枚。 この歌が、きみを照らしますように。

    micarosu さん

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  • 陰のあるイントロを聴いた瞬間に鳥肌が立った。 これ...

    投稿日:2017/11/26

    陰のあるイントロを聴いた瞬間に鳥肌が立った。 これはとんでもない名曲に違いないと感じたからだ。 とはいえ、歌い始めから坦々としたリズムで進んでいく。 それだけでは印象に残りづらい可能性もあるわけだが、詩の中で見せる情景と様々な感情が、繊細なメロディと歌声に乗ることで鮮やかな色を広げていることで、何とも優しい気持ちにさせてくれる。 その気持ちはサビで更に広がりを見せ、遂には幸せを感じるような温かさまで届けてくれるのだ。 メロディも歌詞も非常にシンプルなのだが、それを丁寧に繊細に編み上げるように紡ぐことで、誰の心にも届くような至極の楽曲に仕上がっている。 本当の名曲には言葉はいらないのだが、この楽曲はまさにそれに値する。 何も考えずに一度聴いてみて欲しい。 そうすればこの楽曲の良さを感じることができるから。

    micarosu さん

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  • 心地良く聴ける楽曲たち。 今までの作品より肩の力が...

    投稿日:2017/09/24

    心地良く聴ける楽曲たち。 今までの作品より肩の力が抜けたというか、シンプルに良いものを作ろうとしたら開放感溢れる楽曲が出来たという感じだろうか。 「隼」はその象徴とも言うべき楽曲。 思わず踊りだしてしまいそうなリズムと疾走感。 聴いていることが本当に心地良く、時が経つのを忘れてしまいそうになる。 続く「Sunny side up」も軽快さは変わらない。 ただこちらのほうがメロディや音色にフックがあり、心地良くクセになる楽曲と言える。 ここまでの展開でも十分驚きだったのだが、次の「光」の爽快感だけを残す楽曲もまた素晴らしい。 純粋にメロディだけで勝負できる楽曲だ。 これらの軽快な楽曲ももちろん素晴らしいかったのだが、「天国」という楽曲にも注目してほしい。 メロディアスなバラードナンバー。 君と居ることが幸せでまるで天国のようだったという想いの純粋さと深さを、ストリングスのような音色が入ることで壮大に包んでくれるのがなんとも印象的。 真っ直ぐだけど繊細。 こんな楽曲が聴けるとは思わなかった。 そして、最後の「ねこの居る風景」も印象が強い。 シンプルなメロディに、優しい音色。 それだけでなく、ハーモニカの音を加えることで生まれる懐かしさと素朴さが非常に心地良い。 ミニアルバムの5曲の中でここまでの可能性を見せるとは正直思わなかった。 それほどまでに内容の濃い一枚。

    micarosu さん

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  • 変わった。 彼らはメジャーに来てから変わったと思う...

    投稿日:2017/02/05

    変わった。 彼らはメジャーに来てから変わったと思う。 と書くといかにも悪いような感じにも見えるが、逆である。 良い方向にだ。 アルバムは始まりの「Impromptu」から驚かされっぱなしだ。 本当にBrian the Sunなのかというほど、重く渋い空気を漂わせた一曲。 もちろん違いに驚いたということもあるが、それ以上にこの楽曲の完成度の高さに驚いた。 こんな楽曲もできたのかと。 そこから激しく攻める「Physalia」に、陰のある疾走感で駆け抜けていく「パトスとエートス」。 もうここまでの展開が凄すぎて凄すぎて、感情の高まりが収まらない。 ここでやっとシングル「HEROES」が来て、少し落ち着くことになる。 ここまで聴いて思った。 確かにいつもと違う感じはあるのだが、これだけ真っ直ぐに音楽を届ける姿いつものはBrian the Sunではないかと。 確実に変化を遂げている。 でも決して奇をてらったり、新しいことを始めたわけではない。 Brian the Sunがやりたい音楽、Brian the Sunだから出来る音楽を突き詰めただけなんだと。 6曲目の「Maybe」もシングルで初めて聴いたときは同様にいつもと違うというイメージが先行してしまっていが、聴いているうちにこれもらしさなんだという想いが滲み出るように伝わってきた。 アルバムはこの延長線上に存在しているというわけだ。 アルバム後半も勢いは止まらず、ピアノとベースラインが心地良い「アイロニックロックスター」、流れるようなメロディに哀愁を乗せた「Hi-Lite」、「Cloudy #2」。 最後はピアノ主体のバラードナンバー「月の子供」が優しく迎えてくれる。 結成10年。 メジャーでは初となるアルバムは一つの集大成であり、まだまだ変化をしていくであろう彼らの今を感じることができる最高の一枚。

    micarosu さん

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  • 音色が語りかけてくる。 夢見心地のような空気感。...

    投稿日:2016/10/01

    音色が語りかけてくる。 夢見心地のような空気感。 雨の日を想像させる湿度感。 そして、回想から滲み出る切ない感情まで。 疾走感溢れる楽曲だった前作「HEROES」とは一転して、柔らかで繊細な印象を与える楽曲になっていることには驚かされた。 でも決して今までと違うものではななく、細かな音作りや確かな演奏力、歌声の存在感などは変わらず、そこに繊細さが加わったような感じだ。 それによって生まれた、奥行きと深みを持った名曲。 どんなときに聴いてももちろん良さがわかるのだが、雨の日に静かに聴くとまた良さに深みが出てくるのがたまらない。

    micarosu さん

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