CDシングル

The Grind

Break-through

基本情報

カタログNo
:
DSM3
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CDシングル

収録曲   

  • 01. WORK
  • 02. RUNNER
  • 03. Wake up!!
  • 04. freinds
  • 05. HAPPINESS
  • 06. Sing a song
  • 07. Making the road
  • 08. BREAK WALL FIST!!

ユーザーレビュー

総合評価

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惜しくも2011年6月12日、大阪TribeにてのLa...

投稿日:2011/06/13 (月)

惜しくも2011年6月12日、大阪TribeにてのLast Liveで解散してしまった大阪発Next Generation Real Rock Band、「Break-Through」の渾身のファーストミニアルバム且つ、ベスト的なアルバム「The Grind」 健康、Maecchiによるツインボーカルが繰り広げるRealなRockをGt Hidekiが華やかに楽曲を演出し、Drうにょが土台を良い意味でガッチリ支えた、当時のメンバー4人それぞれの個性を損なう事なく凝縮させた痛快の一枚。リリースは彼等の絶頂期2005年9月リリース。元々はライブバンドで名を上げ、数々のライブ本数をこなしていた彼らだが(度々のメンバーチェンジに悩まされたが)、万を期してリリースされたアルバム。リリース後それまでのライブ活動を凌駕する過去最大のスケールで開催されたレコ初Grind Tourは全国25本にも及び、ツアーファイナルのアメ村キングコブラは大盛況だった。(私事で恐縮だがファイナルは筆者も足を運んだが生涯ベスト5に入る内容だった)そんなライブバンド「Break-Through」のあのライブの興奮、感動を彷彿させれくれるミニアルバム「The Grind」。 アルバムのオープニングを飾るのは健康主導による「Hey Hey Work!!」の掛け声でお馴染み@「Work」から始まる。結成当初から唄われている楽曲なだけにアルバム全体の中では演奏は一番タイトで引き締まったサウンド。Hidekiの図太いリフから、健康の疾走感のあるメロディーを鉄壁のリズム隊、Maecchi、うにょがガッチリ固めて盛り上げます。当時の彼らの個性が輝くブレイククラシックソング。「辛い事だらけな世の中だけど夢と自分は捨てずに勝ち上がれ!!」的な応援ソング。そのままの流れでMaecchi的応援ソングA「Runner」へ。彼の大好きなメロコアサウンドをブレイク流に仕上げた楽曲。アルバムの中では一番Keyが高いがMaecchiの歌声とこのメロディが妙にマッチし彼の歌唱力の高さが伺える。また健康、Hidekiによるコーラスが実に華やかである。この二人による掛け声はC「Happiness」でも聴けるがこちらの方が楽曲もアグレッシブなだけにPunk的な要素が強い。しかしながらメロディはキャッチーで解散ライブでも一曲目に披露された人気曲。アルバム唯一の英詩である(余談だがHidekiはブレイク在籍中に海外留学をしていた。その間メンバーは楽曲作成)ここではアルバムのハイライトでもある健康、Maecchiのボーカルバトルもあり色んな意味で楽しめる内容である。両極端の二人のハーモニーを堪能して頂きたい。 アルバム全体ではもっともパーソナルな内容である健康作詞の問題作B「Wake Up!!」 この曲の制作前、健康は突然の心臓の病に倒れ、入院生活を送る事になる。一度は死をも覚悟した程の重病を患った。そんな時に仲間、家族、恋人の応援の末、もう一度生きる有難さを痛感し彼自身が生み出したリリックは非常に生々しく且つ、ある者は勇気を、ある者は希望を抱かせる魔法を編み出した。Maecchiのコーラスも抜群であり後半の健康のギターパートからのHidekiのソロも曲を盛り上げうにょのドラミングも作品中1位、2位を争う出来であり@「Work」のアップデート版では収まらない内容である。(病気後、健康はライブ会場で臓器提供カードの設置を始めた)続くC「Friends」はMaecchi流のパーソナルソング。彼の友人との共作だが、昔を思い返しこれからも突き進む彼等の歌詞は少し頂けないが、しっとりと艶やかな声を聴かせてくれる。またここでのHidekiのギターソロは作品中もっとも激情である。彼のギタープレイはHRが主体だが、作品中もっともエモーショナルなプレイは間違いなくF「Making The Road」ここでのギターソロは彼特有のリズム感覚の良さもあり鳥肌が立つぐらい素晴しい音を聞かせてくれている。哀愁のあるフレーズでMaecchiの唄を更に輝かせている。ライブでもMaecchiの見せ場でもある。改めてMaecchiのソングライティング能力の高さには驚かされる。 そんな彼の代表作がE「Sing A Song」中期Break-Throughを代表する楽曲であり、筆者のもっとも大好きな楽曲でもある。まさにブレイク流、メロコアの集大成である。複雑なコード進行がリフとして機能し、蒸しかえる程に分厚いツインギター、現実的で右に習えの今の社会へのアンサーソングである。「周りが何を言おうとも俺たちは変わらない、ずっとPunk Rockしてやるよ、変わってたまるか」な精神論を唄う彼の代表曲。もちろんライブではサビは大合唱である。そしてライブのラストでお馴染みのG「Break Wall Fist!!」これも健康が初期から唄い続けているまさにブレイクRock Anthem。彼のバックボーンであるOld Punkをブレイク流マインドに落とし込みスパイスし、リフレインで誰でも覚えれるキャッチーさに仕上げる才能は圧巻です。ラストのお祭り的なムードも良く、アルバムのラストを締めくくってます。 結成から13年。出演、対バンしたライブは数知れず。 これは共に笑い、喜び、怒り、悲しみ、苦しみ、悔しさを経験した男達の魂の物語でもあり記録でありまた軌跡を収めた一枚である・・・。

Slash さん | UNITED STATES | 不明

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