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Leonard Bernstein : Milestones of a Legend (10CD)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
600329
Number of Discs
:
10
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

レナード・バーンスタイン名演集(10CD)

【収録情報】
Disc1
● マーラー:交響曲第4番

 レリ・グリスト(ソプラノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1960年録音

Disc2-Disc3
● バーンスタイン:交響曲第2番『不安の時代』

 ルーカス・フォス(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 1950年録音(モノラル)

● マーラー:交響曲第3番

 マーサ・リプトン(メゾ・ソプラノ)
 スコラ・カントルム女声合唱団
 トランスフィギュレーション教会少年合唱団
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1961年録音

Disc4
● アイヴス:交響曲第2番

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1958年録音

Disc5
● ストラヴィンスキー:春の祭典

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1958年録音

Disc6
● ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー

 コロンビア交響楽団
 1959年録音

● ガーシュウィン:パリのアメリカ人
● ラヴェル:ボレロ
● ラヴェル:ラ・ヴァルス
● ラヴェル:スペイン狂詩曲

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1958年録音

Disc7
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1958年録音

● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番

 グレン・グールド(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1961年録音

Disc8
● コープランド:バレエ組曲『ロデオ』より4つのダンス・エピソード

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1960年録音

● コープランド:ビリー・ザ・キッド組曲

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1959年録音

Disc9
● ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1962年録音

Disc10
● バーンスタイン:『ウェストサイド物語』よりシンフォニック・ダンス
● バーンスタイン:交響組曲『波止場』

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 1961年録音

 レナード・バーンスタイン(指揮)

Customer Reviews

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バーンスタインはヨーロッパに本格的に進出...

投稿日:2017/12/09 (土)

バーンスタインはヨーロッパに本格的に進出して以降は、新マーラー全集は別として、あまり好きではない。このBOX は若武者がニューヨークで「番」を張っていた時代の演奏で、それも代表的な名演を並べている。久々に聞いて、やはりこの頃の方がずっといいと思った。CBSの録音も含めて、オケはブリリアントだが粗い。けれども、いい意味で楽観的で活力に満ちている。怖れを知らないというか。この時代のニューヨークを象徴するような演奏だ。マーラーの二曲はいずれも名演だが、特に4番は新盤のソロがボーイソプラノで不安定で聞き辛いので、グリストの素晴らしい歌唱によるこの演奏の方を買いたい。『春の祭典』はこの時期の彼ならではの怪演。ロシアの原野というよりマンハッタンの超高層街に響きが交錯する。オケはブーレーズ盤のクリーヴランドとかとは比べられないが、この荒々しさも魅力のうち。後年のLSOのとよりもずっといい。ただラヴェルは何故にモノーラル?これはステレオ録音の筈でしょう?演奏はフランスの香りや繊細さ、エレガンスなどは皆無だけれど、ジャジーな感じで面白いのに。ゼルキンとの『皇帝』は、ソロもオケも活力に溢れている。とりわけ三楽章のゼルキンが見事だ。グールドとの4番は、遅いテンポとうなり声の演奏で(笑)、しかし呼吸の深さが感じられ、それはそれで4番だけに面白い(とくに二楽章)が、そうなるとこの時期のバーンスタインは少々手持ち無沙汰という感じは否めない(晩年だったら違ったかもしれないが)。でも三楽章は彫りが深くて悪くない。『新世界より』はやや時代が下った(62年)のと録音会場の違いもあって表現もオケの響きも円熟が見られ、奇数楽章は従来通り颯爽とした闊達さで押し通しているが、偶数楽章はテンポを落としてじっくりと盛り上げる。ボヘミアへの郷愁よりも「新世界」の偉容に傾いた演奏だが、彼のベストの演奏の一つだろう。もちろん、アイヴス、ガーシュインからコープランドを経て自作に至るアメリカ音楽が自家薬籠中のものであることはいうまでもない(もっともレニーの初演での解釈が恣意的だとして批判を浴びたというアイヴスは、そもそも曲として面白いとは思えないけど)。とくに『新世界』と同じ年の『ウエストサイド』は全くもって精彩に富んでいる。何十枚組のBOX が出ているけれど、このBOXがあったら、私としては、新マーラー全集は別として、ほかにはショスタコとかバルトークとかが少しあったら、バーンスタインはそれでいいなぁ。ファンの方々からすればとんでもない発言かもしれないが、ご容赦。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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