CD 輸入盤

コリン・デイヴィス/コンセルトヘボウ・レガシー(18CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4845277
組み枚数
:
18
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


イギリスの巨匠指揮者と強い絆で結ばれたオランダの楽団
息の合った録音を初集大成。CD18枚組ボックス・セット


イギリスの巨匠指揮者コリン・デイヴィスとコンセルトヘボウ管弦楽団のフィリップス録音が初めてすべてまとめて発売されます。CD18枚組ボックス・セット。限定盤。この楽団にとって音響が最適な本拠地アムステルダムで録音され、その古典的な演奏に特徴のあるハイドン、ベルリオーズ、ドヴォルザーク、そしてストラヴィンスキーが収録されています。
 コリン・デイヴィスは1966年にコンセルトヘボウ管弦楽団にデビューして、すぐに楽団と良好な関係を築きました。デイヴィスは楽団員に多くの自由を与えながら良い形でコントロールし、人気があったということです。初めての録音はそれから8年後でした。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(アルテュール・グリュミオーと)とベルリオーズの『幻想交響曲』は、そのリズム感のよさとデイヴィスの指揮の特徴となった謙虚な威厳で広く称えられました。特に本拠地で行われたフィリップス録音には温かみと透明感が際立っていました。その後、ハイドンの後期の交響曲に新たな光を当て、芸術的にも商業的にも成功が続きます。軽快なリズム、洗練された18世紀風のフレージング、そして彼の交響曲にいつもある歓喜の中にデイヴィスの共感が見られます。『パリ交響曲集』(第85番を除く)に続いて『ロンドン交響曲集』(第93〜104番)を録音しました。このセットにはデイヴィスが1960年にオワゾリールでイギリス室内管弦楽団と録音した第84番も収録されています。デイヴィスとコンセルトヘボウ管弦楽団のハイドンの交響曲録音がまとめて発売されるのも今回が初めてです。
 ドヴォルザークの最後の3曲の交響曲とヴァイオリン協奏曲(サルヴァトーレ・アッカルドと)、チェロ協奏曲(ハインリヒ・シフと)を含むドヴォルザークの録音も高く評価されています。デイヴィスはその長いキャリアを通して、ドヴォルザークの音楽のノスタルジックな側面とチェコ風のリズムを引き出すことを特に楽しんでいました。そしてストラヴィンスキーに対しての鋭いアプローチも3曲のバレエ曲の録音に表れています。
 これらの録音は人気があり、カタログから消えることはありませんでしたが、一緒に聴くことで特徴的のある注目すべきコンセルトヘボウ管弦楽団とデイヴィスとのパートナーシップの強さを改めて認識することができるでしょう。
 ハイドンの交響曲第84、86、87、88(デッカ)番は初CD化、サルヴァトーレ・アッカルドとのドヴォルザークの『ロマンス』は世界初CD化です。
 オリジナル・ジャケット仕様。新規リマスタリング。ブックレットにはアーカイブ写真と、ニーク・ネリッセンによる詳しい解説(欧文)が掲載されています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ハイドン:
1. 交響曲第82番ハ長調 Hob.I:82『熊』
2. 交響曲第83番ト短調 Hob.I:83『めんどり』
3. 交響曲第84番変ホ長調 Hob.I:84

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
(1,2)
 イギリス室内管弦楽団(3)
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)

 録音時期:1986年1月(1,2)、1960年10月(3)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ(1,2) ロンドン、デッカ・スタジオ(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル:1,2、アナログ:3/セッション)
 初CD化(3)
Disc2
ハイドン:
1. 交響曲第86番ニ長調 Hob.I:86
2. 交響曲第98番変ロ長調 Hob.I:98

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1979年5月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 初CD化(1)
Disc3
ハイドン:
1. 交響曲第103番変ホ長調 Hob.I:103『太鼓連打』
2. 交響曲第87番イ長調 Hob.I:87

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1976年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 初CD化(2)
Disc4
ハイドン:
1. 交響曲第88番ト長調 Hob.I:88『V字』
2. 交響曲第99番変ホ長調 Hob.I:99

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1975年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 初CD化(1)
Disc5
ハイドン:
1. 交響曲第92番ト長調 Hob.I:92『オックスフォード』
2. 交響曲第91番変ホ長調 Hob.I:91

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1983年1月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc6
ハイドン:
1. 交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93
2. 交響曲第94番ト長調 Hob.I:94『驚愕』
3. 交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96『奇蹟』

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1981年11月〜12月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc7
ハイドン:
1. 交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95
2. 交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1980年12月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc8
ハイドン:
1. 交響曲第100番ト長調 Hob.I:100『軍隊』
2. 交響曲第104番ニ長調 Hob.I:104『ロンドン』

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1977年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc9
ハイドン:
1. 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』
2. 交響曲第102番変ロ長調 Hob.I:102

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1979年5月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc10
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61

 アルテュール・グリュミオー
(ヴァイオリン)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1974年1月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc11
● ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1974年1月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc12
ムソルグスキー:
1. 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
2. 交響詩『禿山の一夜』(リムスキー=コルサコフ編)

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1979年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc13
ドヴォルザーク:
1. 交響曲第7番ニ短調 Op.70
2. 交響曲第8番ト長調 Op.88

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1975年11月(1)、1978年11月(2)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc14
● ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1977年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc15
ドヴォルザーク:
1. ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
2. ロマンス ヘ短調

 サルヴァトーレ・アッカルド
(ヴァイオリン)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1979年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 初CD化(2)
Disc16
ドヴォルザーク:
1. チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2. 森の静けさ Op.68-5

 ハインリヒ・シフ
(チェロ)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1980年12月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc17
● ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』1910年版 全曲

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1978年11月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc18
ストラヴィンスキー:
1. バレエ音楽『春の祭典』
2. バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・コリン・デイヴィス
(指揮)

 録音時期:1976年11月(1)、1977年10月(2)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)


ユーザーレビュー

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濠ユニバーサル・ミュージックは良い仕事を...

投稿日:2024/11/03 (日)

濠ユニバーサル・ミュージックは良い仕事をしていると思います。2021年のマリナーのハイドン交響曲集も素晴らしい企画でしたが、今回のデイヴィスのボックス内でもハイドン・シリーズに(コンセルトヘボウではないのに)第84番を含めたところにセンスが光ります。さらに、第86、87、88番のCD化とオリジナル・カップリング&ジャケットデザインが素晴らしいです。そのジャケット印刷も比較的鮮明でLP時代を懐いながら楽しめます。古典派の作品に対する今日の演奏スタイルに食傷気味になったときに聴くと、奇を衒わないデイヴィスの音楽の美点を再認識することができるかもしれません。

ゼッパール さん | 北海道 | 不明

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