CD Import

[USED:Cond.AB] The Complete Wilhelm Furtwangler on Record (55CD)

User Review :4.5

Used Details

Artwork
Here *The artwork is of the new items and may differ from the actual item.
Other Condition
:
BOX仕様,ブックレット付き
Comment
:
55枚組
:
HMV record shop online

Item Details

Genre
Catalogue Number
9029523240
Label
Format
CD
Other
:
Import

Product Description

(This HMV Review is for new items and is only for reference. Novelty will NOT be available for used items despite mentioned bellow.)

55枚組

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
4
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
実際にこのボックスを購入し理解する努力を...

投稿日:2023/01/05 (木)

実際にこのボックスを購入し理解する努力をしていますが、私にはまだフルトヴェングラーの演奏に偉大さが理解できません。厚く鳴らす重々しい迫力やテンポを揺らしているのはわかりますが、安っぽく言ってバカにするわけではありませんが、単にズレて低域を一呼吸待ってから出しているだけであったり、妙に強く拍を打つのもイチニイと叩いている感が強くなんだか疲れてしまいます。テンポも歌っているというよりはウネウネさせているにすぎないように思い、それならばメンゲルベルクのポルタメントのほうが納得感があります。フルトヴェングラー先生を否定などはしていませんし、幾度も挑戦しているのですが自身の未熟さ故でしょうが理解できないですし、これだけ多くの方が絶賛するわけですからそれを理解したくてなりません。同時にいささか神格化が過ぎ、批判的コメントをし辛い同調圧力のような息苦しさを感じるのもどこか示唆的ではありはしないでしょうか。私なりに調べてみましたがフルトヴェングラーの活躍した時代に彼以外に貫禄という年齢面も含めて活躍できる人が極論を言えばいなかっただけではないだろうかと思ってしまいました。つまり当時の人々にとってはその狭い地域(政治的にも音楽的にもドイツと言ってよいでしょう)で得られた数少ない生の音楽体験こそがすべてであり、その感動は本物であったとは思いますがその十五年ほどの間のフルトヴェングラーの存在だけが偉大さとして独り歩きしていった感が否めません。その裏返しとして戦後のあらゆる面での自由化と技術の進歩により即座に多様化が進み、彼と同世代の指揮の復権やカラヤンに代表される若年指揮者が登場し同時に彼らも地位を得るに相応しい適齢となり、しかも神格化されるような存在はおらず多様で、それをフルトヴェングラーの偉大さと言い変えるにはいささかの無理はないでしょうか。フルトヴェングラーと虚心坦懐に向き合ったときに、それでも彼でしか成しえなかった音楽とはいったい何なのでしょうか。真にそれを知りたいが一心です。再度言いますが、決してフルトヴェングラーを軽視するものではありませんし自分自身の未熟さゆえでしょうから、是非ともヒントだけでも教えていただきたい思いです。

せごびー さん | 愛知県 | 不明

13
★
★
★
★
☆
何をもって全商業録音と言っているのかわか...

投稿日:2022/01/24 (月)

何をもって全商業録音と言っているのかわかりません。過去にはステレオ録音だけでなくライブも沢山販売してきたので。これまで購入した物ではかなり欠けています。旧グラモフフォンを加えれば、復帰演奏会、複数のブラームス交響曲全集、ブルックナー交響曲選集などもっとあるでしょう。続編を期待します。 ただし音は、明確に分離して勢いがあり、今まで聞こえてこなかったパートも聞こえてきて、非常に面白いと思います。それでも、これまでLPやCD, SACDで聞いてきたフルトヴェングラーとはやや趣を異にします。音はやや硬く、楽器の分離が明瞭です。フルトヴェングラーの実際の音はもっと柔らかく、楽器がからみつくあるいは一塊になるような感じではなかったのでしょうか。

sophie さん | 東京都 | 不明

3
★
★
★
★
★
すばらしい企画です。 私を含めて熱心なフ...

投稿日:2021/12/01 (水)

すばらしい企画です。 私を含めて熱心なフルトヴェングラー ファンはかなりな割合で重複するのだと思いますが、買って損は無いと思います。  いくつか良い点などをあげます。  まず、WARNER傘下だけでは無く、UNIVERSAL傘下のレーベルが保有している録音が網羅されている事。これでフルトヴェングラー のセッションによる録音は全て揃うことになる。しかも、リリースすべきかどうかの判断を勝手に決めないで、存在するもの全てを出してしまうのが良い。  例えば戦前のポリドールによる一連のSP録音の場合、ドイツグラモフォンが1990年代にまとめて3枚組のCDで出した際は、最初の録音であった、1926年の2曲が除外されていた。DG責任者自身の言によれば、録音状態に難があるからという事だったが、ファンとしてはそれを承知で聴きたいのだ。実際にその2曲に関しては今回のCDは市販SPからの板起こしのものよりずっとききやすくなっていた。ただWARNERが借りることができたのは、メタル原盤ではなくコピーされたマスターテープで、DGの、原盤から直接音取りされた曲と比べると、響きの輝きが減じている。比べれば、というレベルだが。  この時期の録音の中ではもう一つ、シューベルトのロザムンデの曲が1929年と1930年の二度録音されていたという謎があったのだが、1930年のものはコピーであって、それにもマトリックス番号が誤って付けられたのだと解説にあった。 こういう事をきちん調べているというのは、本気の良い仕事だと思う。  1937年以降のHMVによるSP録音はなかなか手に入れるのが困難なものがあると思うが、一気に揃う。しかも別テーク(test recordingと表記)が数曲収録されている。嬉しい。  1951年バイロイトの第九では大きな発見があった。 開始前の拍手、多分フルトヴェングラー の足音、楽団員に話掛けたような小声が入っているのだけど、これは東芝が発売した日本向けのCDだけに存在するという、ある評論家の言葉を信じて、東芝の愚かな編集だと思っていたのだが、今回のWARNERのスタンスからするとEMIの保管するマスターテープに入っているという事である。  この場合はふた通りの事が考えられる。一つは別物を持ってきて編集した。もう一つは実際の音源だが、この場合はこの録音が本番ではなくゲネプロのものだということ。なぜなら、本番にフルトヴェングラー がこんな事をするはずがないからだ。(親しい人の証言もあるそうだ。)特別なイベントのコンサートだったから、観客に向けての挨拶があったとも考えられるが、その場合は、もっとはっきりした声が収録されているだろう。  つい最近発売されたスウェーデン放送からの第九のCDによって、EMI盤がゲネプロであることはほぼ確定だと思うが、だからといって、このEMI(WARNER)盤の演奏に価値がないというのではない。名演には違いない。(スウェーデン放送音源によるBIS盤のレビューも書いたので読んでみてください。) また、このCDには楽章間がそのまま残されている。一、ニ楽章間はI分近く、これはスウェーデン放送からのCDとほぼ同じ長さで、この日のゲネプロと本番が同じ真剣さで演奏された事の証にならないだろうか?ニ、三楽章間では独唱者の入場だと思われる足音が聞こえるが、入場すると、早々と三楽章を始めるようだ。気になるのは、三、四楽章間で、本番(スウェーデン放送盤)では間髪を入れずというほどではないにしても、一息入れてすぐ開始したが。ゲネプロ盤では、少し間があく。ニ楽章後に独唱者を入場させたのなら、一気に四楽章を始める設計だとおもえる。だがここで、三楽章を惜しむような、没入する時間が訪れたのだと想像したい。  フルトヴェングラー の演奏で、荒れ狂っている、という表現を使う評論家がいるが、好意的に言っているとしても間違っていると思う。どんなに激しい演奏でも、荒れてもいないし狂ってもいない。むしろ、第九の第三楽章の集結部のようなところで瞑想的にこの世界を離れる一瞬があったのかもしれない。そんな事を妄想させてくれるインターバルだった。  従来のEMI盤で楽章間をカット無し(多分)で聴いたのは初めてだった。  ただ、終演後の拍手は編集に違いなく、これはいただけない(WARNERの責任ではない)。ちなみに、スウェーデン放送からのCDでの観客の拍手は最高の反応で素晴らしい。こうでなくちゃ!  1951年以降のHMV DGによるテープ録音では音質が安定してくるが、WARNERのマスタリングが従来のものより格段に良くなったとは言えない。例えば、10年ほどまえのEMIによるSACDはとても聴きやすい音で手放す気はない。  今回のWARNERのものはほとんど手を加えず、あるもの全てをそのまま取り出す、というかんじに聴こえるが、良い状態のアナログレコードの音が懐かしい方には、少しざんねん。 通常CDの限界かな、と思う。でも音に関してはまだ改善の余地があるのではないか。SP録音はHMV録音も含めてメタル原盤から直接音取りする、SACD化するなど。三年後は、没後70年ですよね、期待します。  ともあれ、素敵なセットです。割引を利用すれば、一枚あたり200円ですから、重複は気にしないで、迷っているひとは買いましょう。人類の宝を絶やさないためにご協力を。 (私はWARNERの関係者でも、回し者でもありません。)

mimia さん | 石川県 | 不明

17

Recommend Items