名短篇ほりだしもの ちくま文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480427939
ISBN 10 : 4480427937
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,354p

内容詳細

「過呼吸になりそうなほど怖かった!」と宮部みゆきが思わず口にした、ほりだしものの名短篇!宮沢章夫「だめに向かって」、片岡義男「吹いていく風のバラッド」、内田百〓(けん)「亀鳴くや」、久野豊彦「虎に化ける」、伊藤人譽「穴の底」、織田作之助「天衣無縫」など、目利き二人を震わせた短篇が勢揃い。

【著者紹介】
北村薫 : 作家

宮部みゆき : 作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kuri8655 さん

    『里見ク伝』で知った「小坪の漁師」は昭和の逗子の話なのに落語の味わいのある名品であった。織田作の関西言葉の人情ものと共に、距離感と情の交わし方が絶妙だ。理容師業を品良く仕立てた石川桂郎の掌品も同様で、桂郎の作風を金木犀の清しさに例えた横光利一の序文も好かった。『俳人風狂伝』が好きなので、ここでの高い評価が嬉しい。そして百閨w亀鳴くや』、在りし日の芥川がゆらゆらと立ち上って来るようで、とても怖く悲しい。目次の順には読まなかったのだが、最初と最後にダメ人間の話が置かれていて、とくに宮沢章夫の文章は傑作である。

  • ぜんこう さん

    今回はエッセイや私小説のようなものも多かった。■宮沢章夫:宮沢さんが入ってるので手にとったが既読だったかも…でも面白いから良し。■中村正常:中村メイコさんの父がこんな面白い文章を書いてたとは知らなかった。■石川桂郎:床屋さんの話なのだが、死人の顔を剃るよう頼まれたり、留守を頼まれたらその一家が別荘で心中したり、やけに怖い。■内田百閨F芥川龍之介の話だが、芥川が何か病的で怖い。■里見ク:会えなかった漁師さんとのすれ違いが悲しいけどいい話。■伊藤人譽:山奥の穴の底に落ちた話、絶望感いっぱい。(コメントに続く)

  • うーちゃん さん

    相変わらずコアな編集で、本好きの人はこの表紙のように、かつぶし見つけた猫みたいな気持ちになれるかもね。個人出版の版元から出ている本(の中の作品)もあり、そういうのは本屋さんではまずお目にかかれないものだし。自分の好きな本や作家を増やす、いいきっかけになってくれる一冊だと思う。片岡義男「吹いていく風のバラッド 12」志賀直哉「イヅク川」の二編が素晴らしかった。鮮やかな光景とともに、風や食べ物の香りや 水の触感まで感じられるようだった。志賀直哉なら当たり前?いやいや、凄いです。

  • ぐうぐう さん

    北村&宮部コンビによる『名短篇』シリーズ第四弾。いわゆるアンソロジー定番の作品を選ぶというよりも、どこから見つけてきたのかと思わせる埋もれた短篇を紹介するのが、このシリーズのユニークなところだ。今回はタイトルにもある、そんなほりだしものが楽しい。とぼけた妙の宮沢章夫のエッセイから始まり、片岡義男の研ぎ澄まされたショートストーリー、そして奇妙としかいいようのない中村正常のユーモア小説。こんな小説、読んだことない! それでいて、第三部からの芥川、志賀、百閧ニ連なる並びの壮観なことよ。(つづく)

  • 暴走妄想族 さん

    片岡義男『吹いていく風のバラッド』 伊藤人譽『穴の底』織田作之助『探し人』『人情噺』『天衣無縫』が良かった。『穴の底』に落ちた主人公が最初はわりと呑気なのに、もう少しで穴の淵に手が届きそうで届かなくて、だんだんと焦っていく心の変化の過程がもう手に汗握るほどにリアル。夢にありそうなシチュエーションだけど、絶望感が読む側にひしひしと迫ってきて、夢ならうなされそう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品