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中世への旅騎士と城

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560721117
ISBN 10 : 4560721114
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

騎士たちの日常生活を、豊富なエピソードを交えてわかりやすく語る。城での生活、食物と衣服、日々の仕事と娯楽、合戦と攻城、十字軍遠征など、騎士文化最盛期の日常生活を生き生きと描き出す。

【著者紹介】
ハインリヒ・プレティヒャ : 1924年生。歴史学専攻。高校教育の現場にあって、マティアス・グリューネヴァルト高等学校(ヴュルツブルク)校長等を歴任

平尾浩三 : 1934年生。中世ドイツ文学、ドイツ語史専攻。東京大学教授、慶應義塾大学教授、日本橋学館大学教授等を歴任。現在:東京大学名誉教授、日本橋学館大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    本書から見えてくるキリスト教支配下の中世ヨーロッパ社会は、日本の戦国時代に劣らぬ暴力とカオスの世界だ。戦時には籠城して身を守るため、ドイツ語圏だけで1万余の城が必要とされた。不潔な衛生環境と貧しい衣食住に耐えねばならない支配階級は、農民と大差ない暮らしを送りながら自分たちのプライドと立場を守るため騎士と騎士道を生んだ。それが教育や道徳、ファッションまで生活を規定し、異常な重装備で戦う戦争や騎士試合の勝者に女性が褒賞を授ける文化となった。秩序なき世を懸命に生きる騎士の姿を、豊富な図版でわかりやすく描く好著。

  • 猿吉君

    騎士が好きなのとファンタジーが好きなのは違うという事がよく分かった作品。@騎士がどういう生活をしていたのかがわかるのですが、当たり前なんですが当時の普通の生活、衣食住についてきちっと書かれていてふーんという印象です。A小説や漫画のような面白さはありません。しかしつまらないかというとそうでもなく、ピエロみたいな恰好が流行ったりとか、城がえらい寒かったり退屈だったりとか、蘊蓄を得ることができます。点数75/100→実は私がそれほどこの時代に関心がなかった事が読む時にハンデとなって少し作品に申し訳なかったです。

  • Shun

    長らく重版未定だった名作が復刊。仕掛けは神保町の本屋で 反響を呼び、地元の書店でも入手可能になった。本書は姉妹編を合わせると3冊のタイトルがあり、まずは中世の騎士に焦点を当てた内容。西洋の騎士と言えば重装の甲冑を身にまとい槍と剣を振るって戦場を騎馬で駆ける姿や、名誉と礼節を重んじる騎士道といったイメージを持ちます。これらのイメージは往々にして歴史映画やファンタジー等のフィクションから成りますが、本書では歴史的資料を基に出来得る限り中世の騎士たちの真の姿を再現するものとなっています。挿絵も多くて素晴らしい。

  • 神太郎

    中世というと、やはりファンタジー世界での何気ない舞台装置だ。だから、騎士とか出てきたり城が出てきても何となくでしか見ていなかった。今回のテーマは騎士を中心に描かれているのだが、なかなか知らないことばかり!馬上試合とかのイメージや攻城戦、果てはファッションに至るまで騎士の生活ってこんな感じだったのか。とあるネット記事でこの本と復刊までの道のりを読み興味を持ったのだが、教養本として面白かった。白水社さんからでてるので少々小難しくはあるが。

  • ユラニト

    復刊された時Twitterで見かけて購入した。訳者あがきを読むに岩波ジュニア新書くらいの扱いなのか?思ったよりも堅苦しくない。騎士の装いや城、戦争の様子、なんとなーく抱いている中世ファンタジーのイメージと現実はやっぱり違うよな〜でも面白い!攻城兵器やトゥルネイの話が興味深い。子供の頃ディズニーの短編アニメでグーフィーが騎馬試合をするものを見たがこれがテヨストだったのだろうか。ファンタジー作品のモチーフになっているような伝説や物語も度々出てきて想像がより鮮明になるのが気持ち良い。

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