ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 中公新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121022578
ISBN 10 : 4121022572
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;18

内容詳細

『全体主義の起原』『人間の条件』などで知られる政治哲学者ハンナ・アーレント(1906‐75)。未曽有の破局の世紀を生き抜いた彼女は、全体主義と対決し、「悪の陳腐さ」を問い、公共性を求めつづけた。ユダヤ人としての出自、ハイデガーとの出会いとヤスパースによる薫陶、ナチ台頭後の亡命生活、アイヒマン論争―。幾多のドラマに彩られた生涯と、強靱でラディカルな思考の軌跡を、繊細な筆致によって克明に描き出す。

目次 : 第1章 哲学と詩への目覚め―一九〇六‐三三年(子供時代/ マールブルクとハイデルベルクでの学生生活 ほか)/ 第2章 亡命の時代―一九三三‐四一年(パリ/ 収容所体験とベンヤミンとの別れ)/ 第3章 ニューヨークのユダヤ人難民―一九四一‐五一年(難民として/ 人類にたいする犯罪 ほか)/ 第4章 一九五〇年代の日々(ヨーロッパ再訪/ アメリカでの友人たち ほか)/ 第5章 世界への義務(アメリカ社会/ レッシングをとおして ほか)/ 第6章 思考と政治(「論争」以後/ 暗い時代 ほか)

【著者紹介】
矢野久美子 : 1964年、徳島県生まれ。2001年、東京外国語大学大学院博士後期課程修了。学術博士。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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映画をきっかけにこちらを読みました。 全...

投稿日:2021/04/15 (木)

映画をきっかけにこちらを読みました。 全体主義の一部になるのは至って普通の人であるというメッセージを強く感じました。 本書が教えてくれたことを一人の人間として他人事にせずに胸に刻んでいたいと思います。

mori さん | 東京都 | 不明

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