なぜ若者たちは笑顔で飛び立っていったのか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800910448
ISBN 10 : 4800910447
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
186p;20

内容詳細

私は、隊員さんたちが命懸けで戦ったからこそ私たちの平和があるのだということをきちんと伝えたいと思うのです。そして「平和のために命を捧げてくれてありがとうございました。私たちは二度と同じ過ちを犯しません。されど隊員さんたちが望まれた世の中はどんな世の中だったのでしょうか?」と問いかけて、今の世の中や私たちの生き方を深く考えてみることが大切であるように感じます。―知覧特攻の母、鳥濱トメの遺した言葉。

目次 : 第1章 鳥濱トメの思いを引き継ぐ/ 第2章 特攻の母として―鳥濱トメの歩んだ道/ 第3章 魂の交わり―トメと特攻隊員の最期の日々/ 第4章 鳥濱トメ、心に残る言葉/ 第5章 心のままにシンプルに生きる―鳥濱トメの実像/ 第6章 生かされた者の使命―戦後七十年に向けて

【著者紹介】
鳥濱初代 : 昭和35年鹿児島県生まれ。55年鹿児島女子短期大学卒業後、老人ホーム「寿楽園」に勤務。58年鳥濱トメの孫・義清氏と結婚する。平成7年富屋旅館三代目女将に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「特攻の母」として知られる鳥濱トメさん。...

投稿日:2015/02/01 (日)

「特攻の母」として知られる鳥濱トメさん。知覧基地の近くにある富屋食堂の女将として若き特攻隊員たちの面倒を見て、戦後は隊員たちの慰霊に生涯を捧げた。その無私と慈愛の精神は感動的であるが、この本を読んで彼女が単に慈愛深いだけでなく強く、そして「美しい」ひとであることも知った。トメさんの強さと「美しさ」は、彼女が残した言葉にも表れている。 「人は皆、善人として生まれてきている」 「(隊員たちは)みんな神様の如くだったよ」 「命よりも大切なものがある。それは徳を貫くこと」「私はあの子たちから命をいただいているから、こんなに長生きさせてもらっているんだ」 「善きことのみを念ぜよ。必ず善きこと来る」「人は体裁で生きるもんじゃない」 「人は使命の中にある」 「散るために咲いてくれたかさくら花 散るほどもののみごとなりけり」 「税金は国を流れる血。この血が足りなくても澱んでも国は成り立たないんだよ」 戦後、トメさんは知覧基地跡に「特攻平和観音堂」が建立されると、観音堂への参詣をライフワークとしていたという。しかし僕にはトメさんこそ観音菩薩の化身のように思える。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 北本 亜嵐 さん

    「特攻の母」鳥濱トメさんの孫嫁にあたる鳥濱初代さん(現在・富谷旅館の三代目女将)による著書。以前に読んだ「ホタル帰る」と重複する部分はあるけれど、「語り部」として伝えようとしていく姿に同じ女性として尊敬したい。特攻隊については未だに様々な偏見があり、「無理やりに行かされた」という向きもあるようだ。それで片づけていいのだろうか。国に殉じた若者たちがいたからこそ、今の日本がある。そのことを決して忘れてはいけない。著書の中で様々な問いかけがあるけれど、自分の中で答えられない事が多かったのは、恥ずかしい。

  • 馨 さん

    トメさんの思いを100%語り続けるのは戦争を経験していない三代目初代さんには難しい所もあります。でも続けて欲しい。当時を生きた方だけでなく現代人の為にも。トメさんが戦前結婚前に経験した苦労から得た「皆善人である」という考えは凄い。だから隊員にも遺族にも米兵にも分け隔てなく優しかったんですね。私がハッとしたのは、自分本位で生きてきた為親からどう教わってきたか、亡くなった祖父母からどんなに望まれ愛されたかすぐ答えられなかったことです。自分を恥じました。

  • E.L.E.A.N.A さん

    こちらは、現在3代目富屋旅館女将でトメさんのお孫さん、義清さんの奥様初代さんの著書。 やっぱり、トメさん本当に素晴らしい国宝級の人柄です。 涙あり笑あり お茶目なトメさんも◎ 初代さんにはトメさんから託された"想ひ"是非語り継いでいってほしいです

  • I love Michi さん

    トメさんの言葉「皆さんはみんな威張っていらっしゃいますよ」・・・「人様から俺様へ変わってしまった日本人」という一節があります。確かに私の母はよく「人様」「辛抱」という言葉をつかってましたが、最近あまりきかれなくなりました。物や情報が溢れる現代で「自分より人の為に」「慎ましやかに」「自分を律して」生きるのは難しいところがあるでしょう。特攻隊員のエピソードは涙無しでは読めません。日本の将来を思い、「今自分がしなければ」という思いで我々を護ろうとしてくれた若者に恥ずかしくないように生きよう、と思いました。

  • オルレアンの聖たぬき さん

    いつか本を出して欲しい。その思いを人々に伝えて欲しい。私だけが聴くには本当に申し訳ない!と思っていた方が出版されたので、すぐに手に取ってみました。また必ず知覧に行こうと思いました。

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