闘うピアニスト パデレフスキ自伝 上

目次 : ■第1章：　少年時代 / ■第2章：　ワルシャワの学生時代 / ■第3章：　ベルリンと音楽界 / ■第4章：　ウィーン　レシェティツキとルービンシュタイン / ■第5章：　早すぎた成功 / ■第6章：　パリとオランダ晩餐旅行 / ■第7章：　ロンドンとベルリンの謎 / ■第8章：　ロンドンの思い出 / ■第9章：　アメリカ / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜遅咲きのピアニストであり、圧倒的カリスマでポーランドを独立に導き、 / 後にポーランド首相を務めたパデレフスキの回想録。パデレフスキが / 73歳になった時、アメリカのジャーナリスト、メアリー・ロートンが / 彼のもとを訪れ、インタビューを重ね、生い立ちから音楽活動、政治 / 活動に至る詳細を聞き取り、聞き書きという形でまとめ、パデレフスキ / の存命中に出版された貴重な自伝。上巻では、少年時代から / アメリカ演奏旅行まで（1860〜1892）。〜

【著者紹介】
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ : １８６０‐１９４１。ポーランドのピアニストで作曲家、そして１９１９年にポーランド共和国の初代首相となった政治家。ショパン全集の校訂者としても知られ、パデレフスキが中心となって編纂した「パデレフスキ版」は、２０１０年に全集が完遂された「エキエル版」が出版されるまで、唯一のショパン全集として、世界中のピアノ学習者に使用されてきた

湯浅玲子 : 桐朋学園大学音楽学部作曲理論科卒業、同大学研究科修了（音楽学専攻）。曲目解説のほか、各種音楽雑誌に、特集、連載記事、楽曲分析、演奏会評、ＣＤ評などを執筆。季刊「音楽の世界」副編集長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）