Books

日本人へ 国家と歴史篇 文春新書

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166607563
ISBN 10 : 4166607561
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ローマの皇帝を大臣に、夢の内閣をつくってみた。治者とは、戦略とは何か。現代日本が突き当たる問題の答えは、歴史が雄弁に物語っている。豊かな歴史観に裏打ちされた、危機の時代を生きるためのヒント、第2弾。

【著者紹介】
塩野七生 : 1937年7月、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年から執筆活動を開始。70年、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞を受賞。この年よりイタリアに在住。81年、『海の都の物語』でサントリー学芸賞。82年、菊池寛賞。88年、『わが友マキアヴェッリ』で女流文学賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年にはイタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Emiko

    外から見た日本、日本人の視点が興味深かった。各分野についてこういうブレのない見方ができるまでどれほど勉強がいるのだろう。イタリアの内情なども面白かった。そしてローマ人の物語を読みたくなった。「外国人の歴史家ならば日本という国と日本人をどう評価するだろう。持てる力を活かせないでいるうちに衰えてしまった民族、と評するのではないだろうか」は的を得ているようで日本人として悲しい。昨今、外国でも日本人が再評価されている点や好かれる点、優れた点もたくさんある。考え、色々な力を蓄え自分の言葉を持てるようになりたい。

  • なお

    辛口の語り口ですっきり気持ちがいいです。

  • kawa

    永年ローマに居住して執筆活動を続ける著者のエッセイ集。本のタイトルからのイメージほどの強烈さはないが、外から日本を継続的に見ている著者の視点は鋭く納得感がある。国家の指導者の条件として、「たとえ自分は地獄に落ちようと国民は天国に行かせる、と考えるような人ではなくてはならない。その覚悟がない指導者は、リーダーの名にも値しないし、エリートでもない。」はリーダーの必要な姿勢として印象的だ。

  • えちぜんや よーた

    「ローマ人の物語」を書き終えた後の雑感集のような感じ。頭から読む必要はなく、どこからでも入っていけるので乱読気味の私にはうれしい一冊。あと「堀江さんがなんたらかんたら」とか「橋下さんがうんぬんかんぬん」とか言う場面に出くわしたときに読むのも面白いかもしれません。

  • ひろし

    ローマ住まいの著者が思いつくままにツラツラといろんなことを書き流した本といった印象。タイトル買いして期待してただけに肩透かしをくらってしまった。戦争観や安全保障観は日本の自称平和主義者達と違って綺麗事も言わないし平和ボケもしてないので好きです。もっとも面白かったのは「女が女のことばかり考えている限りは女の独立は絶対に達成できないと思う」というくだりだ。言い得て妙だなと思ってしまった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items