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ヘルベルト フォン カラヤン 上

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560038468
ISBN 10 : 4560038465
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

綿密な調査と多数のアーティストの証言を基に「マエストロ」の全体像を描く壮大な伝記。レコーディング歴の克明な記述も魅力。ナチ入党のいきさつ、フルトヴェングラーとの対決、フィルハーモニア管弦楽団との日々…。

【著者紹介】
木村博江 : 1941年生。国際基督教大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち♬

    膨大な資料引用は何冊も併読した感覚になる充実度。上巻はウィーン国立歌劇場芸術監督就任まで。若い頃は職探しに苦労を重ね、身についた忍耐力と慎重さが大成の鍵になったようだ。大きな影を落とすのが雇用条件のナチ入党。ゲッベルスとフルトヴェングラーに嫌われて散々根回しされても屈せずのし上がるカラヤンはやはり非凡。誰の前でも学ぶことも試すことも厭わない姿勢も貢献しただろう。当時のシビアな業界事情も読みどころで、彼の権力欲や矛盾を抱えた精神と芸術観のルーツが浮かび上がる。厄介な人間関係と気質に翻弄されるレッグも苦労人。

  • ケイトKATE

    カラヤンに関する本は絶賛か批判か極端に分かれることが多いが、オズボーンの伝記は非常に冷静である。オズボーンはカラヤン本人の証言や家族、関係者の証言を軸にカラヤンの生涯を描いている。上巻ではカラヤンとナチスの関わりが詳しく書かれている。オズボーンはカラヤンがナチスに入党していることを認めているが、仕事上の都合で入党しておりナチズムに心酔していなかったと結論を出している。私はオズボーンの意見に賛成である。カラヤンは生涯において数多くの演奏家と共演しているが非常に国際色豊かである。

  • ねこぽん

    カラヤンのことはあまり好きではありませんが、人間関係が面白いので読みました。読んでやはり、権力指向が強く、あまり好きではないと感じました。指揮者としての才能において、他をよせつけないものがあったのは確かです。

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